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ブックマーク / fujipon.hatenadiary.com (25)

  • 【映画感想】映画 聲の形 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    あらすじ 西宮硝子が転校してきたことで、小学生の石田将也は大嫌いな退屈から逃れる。しかし、硝子とのある出来事のために将也は孤立し、心を閉ざす。5年後、高校生になった将也は、硝子のもとを訪れることにし……。 koenokatachi-movie.com 2016年16作目の映画館での観賞。 平日の昼下がりの回で、観客は僕も含めて5人でした。 ちなみに僕は原作を全く読んだことがありません。 ネットでは「さすが、京都アニメーション(京アニ)!」とクオリティの高さが絶賛されているのですが、京アニにもあまり思い入れはないし…… ですので、「そういう人」の感想だということで、読んでいただければ幸いです。 ネットでの感想をあれこれ読んでいたら、「原作を端折りすぎて説明不足」というのがけっこうあったのですが、僕は何か所か(といっても、けっこう重要なシーンではあるのですが)、「どうしてこの人はこんな行動をと

    【映画感想】映画 聲の形 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    sumida
    sumida 2016/09/30
    良い感想。本当にこの映画の「問いかける」姿勢は素晴らしい。逆に言うとただの娯楽として消費しようとしている人には伝わらないんのだけれども、
  • 【読書感想】シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧 (文春新書) 作者: エマニュエルトッド,Emmanuel Todd,堀茂樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/01/20メディア: 単行この商品を含むブログ (11件) を見る Kindle版もあります。 シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧 (文春新書) 作者: エマニュエル・トッド出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/02/05メディア: Kindle版この商品を含むブログ (3件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 二〇一五年一月の『シャルリ・エブド』襲撃事件を受けてフランス各地で行われた「私はシャルリ」デモ。「表現の自由」を掲げたこのデモは、実は自己欺瞞的で無自覚に排外主義的であった。宗教の衰退と格差拡大によって高まる排外主義がヨーロッパを内側から破壊しつつあることに警鐘を鳴らす。 フランスで2

    【読書感想】シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    sumida
    sumida 2016/02/27
    トッドはNHKのインタビューにも答えてたけど、本当いい事言ってる。フランスの言う「表現の自由」の裏側に潜む欺瞞の恐ろしさよ。
  • 【読書感想】戦争する国の道徳 安保・沖縄・福島 ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    戦争する国の道徳 安保・沖縄・福島 (幻冬舎新書) 作者: 小林よしのり,宮台真司,東浩紀出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2015/10/15メディア: 新書この商品を含むブログ (11件) を見る Kindle版もあります。 戦争する国の道徳 安保・沖縄・福島 (幻冬舎新書) 作者: 小林よしのり,宮台真司,東浩紀出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2015/10/14メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 内容紹介 国民を舐めきった政治家に、激怒せよ! もはや日に道徳はなく、損得しかないのか!? 今、つくりだすべき倫理とは? 日戦争する国になった。これは怒(いか)ることを忘れ、日米安保に甘えた国民の責任だ。安保法制化も、沖縄県民だけに押し付けてきた米軍基地の問題も、当事者以外の意見を封じる福島の原発問題も背景にあるのは、怒りや苦しみによる連帯ができず

    【読書感想】戦争する国の道徳 安保・沖縄・福島 ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    sumida
    sumida 2016/02/13
    煽り文で「米軍基地問題を沖縄だけに押し付け~」みたいな事を書いている時点でお察しな内容の本(by神奈川県民
  • 【読書感想】石井ぜんじを右に! ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    石井ぜんじを右に! ~元ゲーメスト編集長コラム集~ 作者: 石井ぜんじ出版社/メーカー: ホビージャパン発売日: 2015/01/31メディア: 単行この商品を含むブログ (6件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 衝撃の「ゲーメスト」廃刊劇から15年…名物編集長「石井ぜんじ」が今語る、熱き魂の軌跡!今明かされるアーケード黄金時代の伝説と真実…! この「内容」を読むと、「元『ゲーメスト』編集長が語る、ゲーメストの思い出」がまとめられただと思われるかもしれませんが(僕もそのつもりで買いました)、実際は、元ゲーメスト編集長の石井ぜんじさんが、ゲーメスト時代のことを思い出しながら、ゲームのことについて書いたコラム(『ゲームジャパン』に2009年5月号から、2011年9月号に掲載+『CONTINUE』に2001年3月から、2008年2月号に掲載分)と、当時の読者・関係者との対談、「

    【読書感想】石井ぜんじを右に! ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    sumida
    sumida 2015/11/14
    オッサンホイホイ。
  • 【読書感想】ウェブニュース一億総バカ時代 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ウェブニュース一億総バカ時代 (双葉新書) 作者: 三田ゾーマ出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2015/05/20メディア: 新書この商品を含むブログ (6件) を見る 内容紹介 あなたが見ているそのウェブニュース、実は広告かもしれない。 ほぼ無料で運営されているニュースサイトの収益構造を解説するとともに、 そこで「広告」と見えないような「記事」が、どのような企業の働きかけと お金の流れによってできているかを明らかにする告発の書。 ウェブニュースを真実だと思って見ていると、あなたはどんどんバカになる! 「タダより高いものはない」 そんなことを考えずにはいられない内容でした。 僕はわりと広告に関するを読んできたので、この新書に書かれている内容については「ああ、現場はそんな感じなんだろうな」という印象だったのです。 ネット上の「広告」について多くの人がイメージしているのは、「あのうっとう

    【読書感想】ウェブニュース一億総バカ時代 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    sumida
    sumida 2015/06/02
    ニュースアプリとかドヤ顔で進めてくるリア充の人に、(webニュースや一部まとめサイトの例も含めて)こういった仕組みになっている事が多いと説明したら物凄く逆切れされました。きっと私が悪いのだろう。
  • 【読書感想】アルピニズムと死 ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    アルピニズムと死 僕が登り続けてこられた理由 YS001 (ヤマケイ新書) 作者: 山野井泰史出版社/メーカー: 山と渓谷社発売日: 2014/10/24メディア: 新書この商品を含むブログ (7件) を見る Kindle版もあります。 ヤマケイ新書アルピニズムと死 作者: 山野井泰史出版社/メーカー: 山と溪谷社発売日: 2015/01/31メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 内容紹介 日を代表するアルパインクライマー、山野井泰史が考える「山での死」とアルパインクライミング。 かつて「天国に一番近いクライマー」と呼ばれた男はなぜ、今も登り続けていられるのか。 「より高く、より困難」なクライミングを志向するアルパインクライマーは、突き詰めていけば限りなく「死の領域」に近づいてゆく。 そんななかで、かつて「天国にいちばん近いクライマー」と呼ばれていた山野井泰史

    【読書感想】アルピニズムと死 ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    sumida
    sumida 2015/02/14
    丹沢には両足の指を全部失っているのに毎日頂上の山小屋まで歩いて荷物を運ぶおじいさんがいたな、と思い出した。まだご健在なんだろうか……。
  • 【読書感想】他人を攻撃せずにはいられない人 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    他人を攻撃せずにはいられない人 (PHP新書) 作者: 片田珠美出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2013/11/15メディア: 新書この商品を含むブログ (17件) を見る Kindle版もあります。 他人を攻撃せずにはいられない人 (PHP新書) 作者: 片田珠美出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2014/03/07メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容紹介 暴言を吐く、支配したがる、けなして自信を失わせる、優しいようで水面下で工作している、一見目立たない人を含めて、あなたの周りにはとんでもない人が隠れているかもしれない。 書では、精神科医として「ターゲット」にされて、痛い目に遭った患者たちから聞いた、人を陥れる「攻撃欲の強い人」を事例で紹介。ターゲットの心をどんなふうに壊していくのか、その手法を取り上げて分析する。 「攻撃欲の強い人」とはどんな人

    【読書感想】他人を攻撃せずにはいられない人 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    sumida
    sumida 2014/06/27
    攻撃する側・される側、両方の覚えがあるのでちょっと憂鬱になったワタクシ。
  • パシフィック・リム ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    あらすじ: 2013年、突然未知の巨大生命体が太平洋の深海から現われる。それは世界各国の都市を次々と破壊して回り、瞬く間に人類は破滅寸前へと追い込まれてしまう。人類は一致団結して科学や軍事のテクノロジーを結集し、生命体に対抗可能な人型巨大兵器イェーガーの開発に成功する。パイロットとして選ばれた精鋭たちはイェーガーに乗り込んで生命体に立ち向かっていくが、その底知れぬパワーに苦戦を強いられていく。 参考リンク:映画『パシフィック・リム』公式サイト 2013年23目。 日曜日のレイトショーで、3D吹替え版を鑑賞しました。 観客は僕も含めて5人で、お盆ウィークの最終日で映画館はけっこう賑わっていたにもかかわらず、ちょっと淋しい感じ。 ネット上ではすごく評価が高いんですけどねえ……宣伝不足なのか、ストライクゾーンに入る人が少ないからなのか。 冒頭、やや冗長にも思える世界設定の説明が行われるのですが

    パシフィック・リム ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    sumida
    sumida 2013/08/24
    日本での興行収入は惨憺たるものになりそうですが、本国アメリカではデル・トロ監督の作品としては最高の売り上げ、中国ではスマッシュヒットと正当な評価はされているようでちょっと安心。
  • はてなダイアリー10周年に寄せて - 琥珀色の戯言

    はてなダイアリー10周年おめでとう! はてなダイアリー10周年、ですか。 振り返ってみると、僕の最初のダイアリーは2003年の2月17日。こんな内容でした。 「オレたちひょうきん族」?のDVDが発売されるというニュースを見た。 観たいなあ、と思いつつも、僕が今「ひょうきん族」の当時の映像を観て、最初に浮かぶ感情は「面白い」というより「懐かしい!」だという予感がする。 個人の感性、および時代性を超えた「面白さ」というのを人々に与えるのは、絶対不可能なのではないか、という気持ちになることが多い。 実際、僕はチャップリンやキートン、あるいはコント55号なんてのを子供時代に観て、面白いとは思えなかったし、今観ても「名作だから」と自分に言いきかせながらでないと、最後まで観られないような気がする。 テキストコンテストという企画に僕は参加しているのだが、その感想を読んでいて毎回思うことは、いかに人それぞ

    はてなダイアリー10周年に寄せて - 琥珀色の戯言
  • 007 スカイフォール ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    あらすじ: MI6のエージェントのジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、NATOの諜報(ちょうほう)部員の情報が記録されているハードドライブを強奪した敵のアジトを特定し、トルコのイスタンブールに降り立つ。その組織をあと少しのところまで追い詰めるも、同僚のロンソンが傷を負ってしまう。上司のM(ジュディ・デンチ)からは、敵の追跡を最優先にとの指令が入り、後から駆け付けたアシスタントエージェントのイヴ(ナオミ・ハリス)と共に、敵を追跡するボンドだったが……。 参考リンク:映画『007 スカイフォール』オフィシャルサイト 2012年37目の映画館での鑑賞作品。 19時からの会で、観客は10人くらい。時間帯もあってか、中高年の男性がほとんどで、女性はひとりだけでした。 僕はもともと『007』シリーズにそんなに思い入れはないのですが、今回オープニングで、ちょっと、がっかりしたんですよね。 あれ

    007 スカイフォール ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    sumida
    sumida 2012/12/09
    クレイグの凄い所は見た目が全くボンドじゃないのに、演技だけでボンドっぽいと思わせる所。コネリー以来の冷血ボンドという点も良い。なお、歴代で原作にボンドに一番近いと言われているのはダルトン。
  • 「死を選ぶ権利」について - 琥珀色の戯言

    参考リンク:安楽死法 ‐ 死を選ぶ権利 --- 駒沢 丈治:アゴラ−ライブドアブログ 病院で医師に見守られながら苦痛を伴わない安らかな死を得られるとしたら、わざわざ山手線に飛び込んだり、硫化水素を発生させたり、ビルの屋上から飛び降りようという人は少なくなるはずだ。人にとってはもちろん、周囲の人たちや社会にとっても、そのほうが好ましい選択であると思う。 末期医療の現場においても、安楽死は意味を持つ。死が避けられない、ただ死を待つだけの患者を集中治療室に入れ優秀な医師のリソースを消費するのは、社会全体にとって大きな損失だ。高度な医療設備は回復が期待できる患者にこそ利用すべきであり、優秀な医師もまたその存在によって生死が分かれるギリギリの現場に投入してこそ意味がある。 この記事と、この記事に共感する人たちのコメントを読みました。 けっこう賛同する人が多くて、ちょっとびっくり。 「安楽死」って、

    「死を選ぶ権利」について - 琥珀色の戯言
    sumida
    sumida 2012/02/18
    「安楽死」には必ず「手を下す人間」が伴うという事実を忘れている人が多すぎるな、と私的には思うんだ。
  • ヤクザと原発 福島第一潜入記 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ヤクザと原発 福島第一潜入記 作者: 鈴木智彦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/12/15メディア: 単行購入: 3人 クリック: 947回この商品を含むブログ (308件) を見る 担当編集者から一言 暴力団専門ライターの著者が、ジャーナリストでは震災後初めて作業員として福島第一原発に潜入。高濃度汚染区域でいきなり4ミリシーベルトらったり、熱中症で昏倒したり、汚染水で作ったセシウムスイカをべたり……。著者ならではのヤクザと原発の密接すぎる関係も全部暴露。フクシマ50の中に3人の暴力団幹部がいることや、作業員派遣で暴利をむさぼる親分など、ヤクザにとって「最大のシノギ」としての側面もたっぷりと伝えます。 福島第一原発に作業員として潜入し、働きながら隠しカメラなどで取材を行っていた、ジャーナリストの鈴木智彦さんの著書。 このの発表にあわせて、外国特派員協会で会見を開いた際

    ヤクザと原発 福島第一潜入記 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    sumida
    sumida 2012/01/04
    東電や国に責任を押し付けたがっている人々は、自分には何も疚しい事はない、とでも考えているのかなぁ。こと原発問題に関して日本国民に「部外者」はいないはずなのにね。
  • なぜ日本人は落合博満が嫌いか ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    なぜ日人は落合博満が嫌いか? (角川oneテーマ21) 作者: テリー伊藤出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2010/05/10メディア: 新書購入: 2人 クリック: 160回この商品を含むブログ (38件) を見る 内容紹介 選手としても監督としても実績は抜群なのに、落合博満への評価は低すぎるのではないか。落合流の超合理主義こそ、今日人が参考にすべきリーダー像ではないか。無類の野球好きのテリー伊藤が鋭く突っ込む。 日シリーズは3勝3敗で第7戦まで勝負が持ち越される熱戦となりました。 最終的には、今シーズン全球団から勝ち越すという驚異的な記録を打ち立てたソフトバンクが勝ち、8年ぶりの日一に。 落合体制での集大成としてこのシーズンに臨んだ中日は、惜しくも敗れてしまいました。 落合監督は、退任が決まってから、あらためてその存在感がクローズアップされて

    なぜ日本人は落合博満が嫌いか ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    sumida
    sumida 2011/11/23
    仕事は完璧だけど(あえて)シビアに徹する上司と、ちょっと抜けてるけれども常に周囲を盛り上げてくれる上司、どっちがいいか、という話でしょうかね。良し悪しの問題じゃなくて相性の問題ですからね。
  • 『もしドラ』から、ドラッカーの『マネジメント』を読んでみたら - 琥珀色の戯言

    参考リンク(1):私たちに必要だったのは「ドラッカー」ではなく「もしドラ」だったのか: 304 Not Modified 映画も大ヒット(?)公開中の『もしドラ』。 僕は以前こんな感想(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら - 琥珀色の戯言)を書いているのですが、実は、ドラッカーののほうを今までまともに読んだことがなかったのです。 それで、とりあえず読んでみようと思い、買ってきたんですよこれ。 マネジメント[エッセンシャル版] - 基と原則 作者: ピーター・F・ドラッカー,上田惇生出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2001/12/14メディア: 単行購入: 210人 クリック: 8,094回この商品を含むブログ (434件) を見る 『もしドラ』のみなみが読んでいるのは、このです! そうかこのなのか…… 読み始めて30分後……そこには

    『もしドラ』から、ドラッカーの『マネジメント』を読んでみたら - 琥珀色の戯言
    sumida
    sumida 2011/06/06
    つまるところ学術書なので「はっちゃけた翻訳」は出来ないし「読みやすさ」は求められてないんですよね、原書は。学生時代に一通り勉強した人間でも色々辛いですわw
  • 出版大崩壊 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    出版大崩壊 (文春新書) 作者: 山田 順出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/03/17メディア: 新書購入: 1人 クリック: 83回この商品を含むブログ (37件) を見る 内容紹介 大手出版社に34年間勤め、電子出版に身を投じた編集者が、自らの体験を基に既成メディアの希望的観測を打ち砕く衝撃レポート。 内容(「BOOK」データベースより) 著者は2010年5月、34年間勤めた出版社を退社し、これまで培ってきた人脈をネットワーク化して電子出版のビジネスに手を染めてみて。そうしていま言えることは、「電子出版がつくる未来」は幻想にすぎず、既存メディアのクビを絞めるだけだと思うようになった。 「電子書籍」は、これからどうなっていくのか? 僕はいままで、「紙の」から「電子書籍」へ、という流れは止められないと思っていたのですが、この新書を読んで、その「確信」が揺らいできました。 そ

    出版大崩壊 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    sumida
    sumida 2011/04/07
    案外、一定以上の年齢層の方がお金出して電子書籍を購入してたりする印象があり。若者はコンテンツに対価を払うと言う概念が希薄になってきているのを感じる。
  • さらば脳ブーム ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    さらば脳ブーム (新潮新書) 作者: 川島隆太出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/11メディア: 新書 クリック: 46回この商品を含むブログ (7件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 世界的に大ヒットしたゲームのアイコンとなったことで、「脳トレの川島教授」は一人歩きを始めた。日の街中に顔があふれただけでなく、スペインの地下鉄のポスターや、イタリアのテレビCMにまで登場。そのうえ研究者たちからは「科学的じゃない」との批判が始まり、果ては税務調査までやってくる始末…。「基礎科学研究の社会還元」とは何か。「脳ブーム」の功罪とは。渦中にいた当事者が初めて沈黙を破った手記。 この新書、あの「脳トレ」の川島教授が「脳ブーム」に「さらば!」とタイトルで告げているのですから、いったい何事が起こったのかと思いつつ読み始めました。 実際は、「脳ブーム批判」というより、さまざまな「挙

    さらば脳ブーム ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    sumida
    sumida 2010/11/28
    うちの母と兄は一年間位「脳トレ」を継続してたなぁ。やはり継続期間には個人差がありそう/実証している理論を組み込んだゲームを作ったら「ゲーム自体での効果を検証してない」とツッコまれるなんて……酷い話だ。
  • バナナの皮はなぜすべるのか? ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    バナナの皮はなぜすべるのか? 作者: 黒木夏美出版社/メーカー: 水声社発売日: 2010/04メディア: 単行購入: 2人 クリック: 23回この商品を含むブログ (12件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 人類の誕生以来、最もポピュラーなギャグ=“バナナの皮すべり”は、いつ、どこで、誰によって、どうやって生みだされたのか―?この素樸な疑問を解決するべく、マンガ、映画、文学作品、TV番組、ウェブサイトなど、さまざまなメディアに描かれたバナナの皮を踏んで検証する、“バナナ愛”にあふれためくるめく必滑書。 「バナナの皮ですべって転ぶ」というのは、まさに「お約束」のギャグ。 しかしながら、実際にこれを「ネタ」としていま見せられたら、「なんだそのベタなギャグは?」とか、「何か別の意味があるのか?」というような疑問を感じずにはいられません。 そもそも、「人間がバナナの皮ですべって転

    バナナの皮はなぜすべるのか? ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 新書がベスト ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    新書がベスト (ベスト新書) 作者: 小飼弾出版社/メーカー: ベストセラーズ発売日: 2010/06/09メディア: 新書購入: 8人 クリック: 102回この商品を含むブログ (94件) を見る 内容紹介 新書も読まずにを語るな! もはやウェブ抜きの読書はありえない時代、これまでどおりの読書では、たちまち情報弱者になってしまいます。の選び方に正解なんてない。全部読もうとしなくていい。コツをつかんで「たかが読書」と思えるようになれば、知的レベルは自然と上がっていくのです。そこで最適なのが、新書。どんどん「つまみ読み」して脳内マップを広げれば、他のなんて読まなくても十分です。 ――絶大な影響力を誇る書評ブロガー・小飼弾が教える、ゼロから身につく読書習慣。 序章 生き残りたければ、新書を読め PartI 新書の買い方、読み方 PartII 新書を10倍生かす方法 PartIII 新書レ

    新書がベスト ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 電子書籍の衝撃 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書) 作者: 佐々木俊尚出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2010/04/15メディア: 新書購入: 38人 クリック: 1,111回この商品を含むブログ (213件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 『2011年 新聞・テレビ消滅』!?では、はどうなる!?キンドルに続き、アップルiPad登場。それは、の世界の何を変えるのか?電子書籍先進国アメリカの現況から、日の現在の出版流通の課題まで、気鋭のジャーナリストが今を斬り、未来を描く。 僕も活字中毒者として、「電子書籍」に対して、よくわからないながらも、漠然とした期待と不安を抱いていたのですが、このを読むと「電子書籍の(とくにアメリカでの)歴史と現状」そして、これからおそらく日にも飛び火してくるであろう、「アマゾン vs アップル」(キンドル vs iPad

    電子書籍の衝撃 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    sumida
    sumida 2010/04/25
    雑誌・新聞のような「日々消費されるメディア」は電子書籍向きだとは思いますが、私的にはやはり「紙の感触」は捨てがたいな、と/粗製濫造も怖いですし。
  • ぼくのミステリ作法 ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ぼくのミステリ作法 (徳間文庫) 作者: 赤川次郎出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2009/01/06メディア: 文庫この商品を含むブログ (8件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 人気作家、赤川次郎が「ミステリー作家が、ミステリーについて評論めいたものを書くのは自分の首をしめるようなもの」と言いつつもトリックの手法、ストーリーの組み立て方など、処女作『幽霊列車』をはじめ、多くの自作を例にとり、手の内を披露。またドイル、クリスティ、カーなど、海外の名作の分析も交えた、ミステリー・ファンには必読の書。 僕が中学生〜高校生くらいのとき、赤川次郎さんはまさに「この世の春を謳歌」していて、同級生の女の子たちは、こぞって『三毛ホームズ』を愛読していたものでした。というか、「他の文庫は読まないけど、赤川先生は別」っていう女の子がけっこういたんですよね。 それを横目に、「あんな軟

    ぼくのミステリ作法 ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    sumida
    sumida 2009/06/13
    その昔、友人が赤川先生をこう評してました「物語にすっと入り込めて適度に楽しめ、そして後には何も残らない」と。最初は「豪い酷評だな」と思いましたが、よくよく考えてみると最高の褒め言葉でした……。