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1969年に人類を初めて月面に運び、月面着陸を成功させた「アポロ11号」。有人による月面探査が長く行われていない現在ではその偉業はさらに輝きを増している気もしますが、なんとその アポロ11号のソースコード が オンライン上で公開 されました。 今回公開されたのは、 アポロ11号の誘導コンピューターのコード です。コードを公開したのはNASAのインターン生のChris Garry氏で、こちらの GitHubのサイト から参照することができます。 このコードは MIT(マサチューセッツ工科大学) によって、独自のアセンブラ言語で1960年代に書かれました。コードの中には1965年に起きたアメリカのワッツ暴動に関連する文字列が見つかるなど、同時の世相を反映したものもあります。またその他にも、オズの魔法使いの「We’re Off to See the Wizard」にちなんだ文字列も存在してい
インドの地より20の人工衛星が解き放たれた…。 6月22日、インド宇宙研究機関(ISRO)は、インド南東部のスリハリコタのサティッシュ・ダワン宇宙センターから極軌道衛星打ち上げ用ロケット「PSLV-C34」が打ち上げられました。20個の同時打ち上げはインドで初めてです。 打ち上げられた20個の人工衛星のうち15個は、アメリカとカナダの企業が購入したもの。インドネシアとドイツもそれぞれ1個ずつ手に入れています。1999年に初めてインドが海外の人工衛星の打ち上げを受け入れて以来、インドから飛び立った113個のうち74個は国外の人工衛星です。 インドは最近、火星探査機とミニスペースシャトルの打ち上げに成功し、ここ数年間で着実に宇宙開発での存在感を増してきています。これまでのインドは、予算規模の小さい宇宙船を扱ってきましたが、どんどん規模や予算は大きくなってきています。グローバル相手の人工衛星打ち
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、観測用小型ロケット「SS-520」を改良したロケットで超小型衛星を打ち上げると発表した。ロケットの全長は9.54m、重量は2.6tで、人工衛星を打ち上げる宇宙ロケットとしては世界最小だ。2016年5月27日に開催された文部科学省の宇宙開発利用部会、調査・安全小委員会で報告されたが、これまでこのようなロケットの構想はあったものの、開発状況が具体的に説明されたことはなく、突然の発表となった。 これまでの世界最小宇宙ロケットは、東京大学宇宙航空研究所(後の宇宙科学研究所(ISAS)、現在はJAXA内の同名の研究所として統合)が1970年に日本初の人工衛星「おおすみ」を打ち上げた際に使用したL-4Sロケットで、全長16.5m、重量は9.4t。SS-520はその1/3以下だ。 打ち上げ時期は未公表だが、通常、調査・安全小委員会での報告は打ち上げの数か月前に行わ
昨年、NASA EagleworksがEM Drive(電磁駆動: electromagnetic drive)の実験結果を発表して話題を呼んだが、真空中でも推力が得られることが確認されたそうだ( NASASpaceFlight.comの記事、 io9の記事、 本家/.)。 EM Driveは密閉された空間でマイクロ波を反射させることにより、推進剤を放出することなく推力が得られるというもの。2001年ごろに英国のSatellite Propulsion Researchが研究を始めており、中国の研究者も研究成果を発表している。ただし、EM Driveで推力が得られる仕組みは解明されておらず、運動量保存の法則にも反するため懐疑的な見方が強い。NASA Eagleworksを率いるHarold White博士は、EM Driveでは電磁流体力学(MHD)駆動における推進剤イオンの役割を量子論的
民間宇宙開発企業SpaceXはサンノゼで開催されたGPU Technologyカンファレンスの席上で、火星に人類の開拓者グループを送り出すということは簡単ではないと説明した。SpaceXの研究ディレクターであるAdam Lichtl氏によると、火星向けロケットでは、巨大かつ効率的なエンジンが必要となるという。また帰還用の燃料を確保するためにも、メタンを利用した新しいエンジン開発が求められているが、その開発の壁は非常に高いという。その理由の一つが流体とガスの動き、それらの点火をシミュレートするためのソフトウェアにあるという(THE PLATFORM、Slashdot)。 ロケットエンジン開発現場ではコンピューター上で内部燃焼をシミュレーションし、実用化に必要な課題を乗り越えようとしている。しかし、現在のソフトウェアは、石油ベースのケロシン向けになっており、メタンを使ったロケットエンジンのデザ
By SpaceX Photos 民間による宇宙開発の最先端を進むSpaceXがこれまで撮影してきた膨大な量のロケット写真の一部をFlickrで誰でも使えるように公開し始めました。記事作成時点では100枚を超える画像が公開されており、いずれも商用を含めて誰でも自由に画像を活用できるクリエイティブ・コモンズ・ライセンスですが、今後はパブリックドメインへ明示的に変更され、より自由度が高まることになっています。 Flickr: Official SpaceX Photos' Photostream https://www.flickr.com/photos/spacexphotos/ Flickrのページを開くと、以下のように多くの写真がズラリと並んでおり、打ち上げの様子やロケットの機体そのもの、そしてSpaceXのファルコン9ロケットならではの「着陸用プラットフォーム」の様子などを見ることがで
JAXAが宇宙で発電した電力を地上に送電するシステムの実現に向け、無線で電力を送受電する実証試験を行うという。実験は報道関係者などにも公開されるとのこと(朝日新聞)。 宇宙空間で太陽光発電により発電を行い、その電力を地上に送電するというアイデアは以前からあるが、問題は電力をどうやって送電するのか、という点にあった。考案されているのは電力をマイクロ波に変換して送電するというもので、今回の実験では送電装置から約55メートル離れた場所に受電装置を設置。送電側から約1800ワットのマイクロ波を発射し、受電側で電気に変換する屋外試験をするという。 マイクロ波を正確に受け取れれば、数百ワットの電気を取り出せるそうだ。
インド宇宙研究機関(ISRO)が打ち上げる初のアメリカ製人工衛星に、Googleの衛星映像関連企業・Skybox Imagingの衛星が積み込まれることになりました。今回は主要な積載物の1つとしての打ち上げですが、やがて自前の人工衛星を打ち上げることも検討しているとのこと。 The Indian Space Research Organisation http://www.asianage.com/india/isro-launch-google-satellite-300 ISRO - Government of India http://www.isro.gov.in/ 2015年にスリハリコタ宇宙センターから打ち上げる予定の衛星は、ISROが打ち上げる初のアメリカ製の人工衛星。衛星映像関連企業・Skybox ImagingはGoogleに買収される前に、ISROのマーケティングやPR
NASAは2030年代に有人火星探査を実現することを計画している。乗組員、探査車および周回機を乗せて火星へ送り届けるには、より多くの燃料と費用対効果の高い推進器の開発が不可欠だ。この方法の一つとして、NASAは熱核ロケットの開発を検討しているという(universetoday、Examiner.com、Slashdot)。 2014年10月に行われたMichael G. Houts博士のプレゼンによれば、原子力熱推進(NTP)と原子力電気推進(NEC)の2種類の方式が検討されている。レポートによればNTP方式のロケットではウラン45gで1時間につき1000MWを発生できるという。核動力エンジンを使用すれば、推進剤の量を大幅に節約できる。しかし、NASAにこのようなエンジンを開発するための予算が与えられるかは疑問が残る。
宇宙ロケットのジャンク屋と聞くと、どんなものを想像するだろうか。 自動車でもコンピュータでもなく、宇宙への輸送手段であるロケットや、宇宙に送り届けられる宇宙船、さらには地上設備のジャンクや余剰品を扱った店舗。 宇宙技術自体は、今に直接つながるものに限定しても1950年代からあるわけだから、ジャンク・余剰品が世に出ていても不思議ではない。しかし、実際に町のジャンク店で、宇宙機を見ることがないのは、今のところ量産される性質のものではないからだろう。それこそ、機動戦士ガンダムの「宇宙世紀」にでもなって、人間が宇宙で日常的に活動しなければ、「宇宙ロケットのジャンク屋」は存在しにくいのだ。 そんな中で、世界でたった一つ専門店が存在している。アメリカ・カリフォルニア州ロサンジェルス近く、ノースハリウッドで半世紀以上も営業を続ける「ノートンセールス」。今となっては、歴史の生き証人ともいえるこの店を、つい
「スペースシャトルのメインエンジンは、むき出しだとこんな感じ」…ロマンあふれる写真に対する海外の反応 2011年に、30年にわたるミッションを終えて退役したスペースシャトル。 もう2度と打ち上げを見られないと思うと寂しいものがありますが、国立航空宇宙博物館などの宇宙関連施設へ足を運ぶと、展示された機体を見ることができるようです。 さて、大きなメインエンジンを3基装備しているスペースシャトルですが、海外サイトで「エンジンはむき出しだとこんな感じ」と、投稿された写真で盛り上がっていました。 こちらがむき出しのエンジン。シンプルなノズルに対して、根元の方はかなり細かい機器が密集しているのがわかりますね。 こちらはエンデバー号のメインエンジン(SSME)で、カリフォルニア科学センターに展示されているものだそうです。 全高4.24m、直径1.63m、乾燥重量3177kg。 (SSME - Wikip
米航空宇宙局(NASA)は25日、宇宙で3Dプリンターを使ったもの作りに初めて成功したと発表した。宇宙でものを作ることができるようになれば、大量の部品を積み込んだり、部品調達のために打ち上げをしたりする必要がなくなり、宇宙開発に大きく寄与することになる。 初めて作られたのは3Dプリンターの部品。地上から国際宇宙ステーション(ISS)にデータを送り、ISSに搭載した3Dプリンターでプラスチックの板状の部品を作った。表面には3Dプリンターを開発したシリコンバレーのベンチャー企業「メイドインスペース」と「NASA」の文字が盛り上がるように記された。 NASAの担当者は「3Dプリンターの交換部品を作ることができれば、火星や小惑星などの長旅でも交換用の部品を作り続けることができる。ゆくゆくは3Dプリンターそのものも作り出せるかもしれない」としている。 今回の試作品は地球に持ち帰り、無重力状態と地上と
13日に史上初となる彗星着陸を果たしたESAの探査機「ロゼッタ」の着陸機「フィラエ」だが、着陸地点のずれから電力不足に陥り、15日にバッテリー切れにより休眠状態に陥ったことが発表された(AFPBBニュース、NHK、ハフィントンポスト、ITmedia)。 着陸後のデータを分析した結果、フィラエの着陸では機体を固定するために搭載されていた機構がいずれも動作せず、機体が大きくバウンドして、当初予定していた平坦な地形ではなく崖の縁の窪地に着地したことが明らかになった。その結果、太陽電池に日が当たる時間が7時間から1時間半と大幅に短縮されてしまい、内蔵バッテリーの限界の60時間をもって休眠状態に移行してしまった模様。バッテリー切れの前に機体の角度を変えるなどの試みが実行されたが、再び起動できるかは分からないという。チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星は現在太陽に近づく方角にあり、来年8月に近日点を通過する
NASA/宇宙モノ , サイエンス アンタレスで驚くのはNASAのロケット自爆の意思決定が意外とローテクなこと 2014.11.03 08:00 現地時間28日夕のアンタレスロケット爆発では「NASAは必要とあればロケット爆破するんだな」という部分で反応した方も多いと思います。 爆発後の記者会見でNASAは、打ち上げの何秒か後に「異常」行動が始まり、NASAの安全担当官が「フライト終了システム」なるものを発動していたことを明らかにしました。異常なまま高度を上げ過ぎても被害が及ぶので、その前に打ち上げをやめる緊急措置を発動した、というんですね。 「そんな推定2億ドル(216億円)もするもの簡単に爆破していいの?」 「秒刻みの状況でいったい誰が判断するの? 」 「どんな情報で判断するわけ?」 と、疑問が無尽蔵に湧いてしまうわけですが、それを一挙解消する記事がナショナルジオグラフィックスに出
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