18日に行われた2010年ワールドカップ(W杯)・南アフリカ大会の欧州予選プレーオフ、フランス対アイルランドの第2戦で、フランス代表を本大会に導いた決勝点が同国代表FWティエリ・アンリの明らかなハンドから生まれたことが、依然として大きな論争を巻き起こしている。 アイルランドサッカー協会は、即座に再試合の実施をFIFA(国際サッカー連盟)に要請していたものの、最終的に同連盟は再試合を認めないことを発表した。FIFAのこの決定を受け、渦中のアンリはこのたび、英国のテレビ局スカイスポーツ・ニュースのインタビューに応じ、「一番フェアな解決方法は再試合を行うことだろう」と、現在の正直な胸の内を語った。 「僕はペテン師じゃない。あの時、僕の手は無意識に動いてしまったんだ。ペナルティーエリア内にはたくさんの選手が密集していて、そこに速いボールが入ってきたんだ。僕は手でボールをコントロールしたのを否定