女子バスケの日本最高峰、社会人のWリーグの新チームが、今春にも新潟に初めて誕生する。名門・日本航空が新潟に本拠地を移すのだ。1月中旬には新潟市内で公式戦が行われ、今季無敗だったJXから勝利をつかんで詰めかけた多くのファンらを喜ばせた。女子チーム誕生への期待はさらに高まった。 160センチのガード、山田未来がガッツあふれる守備でボールを奪うと、岩村裕美主将が機械のように正確なシュートでネットを揺らす。大事な場面では、元日本代表の矢代直美がリバウンドに飛びついて流れをつなぎとめた――。日本航空は、今季無敗だったJXとの2連戦の初戦で勝利をもぎ取り、新潟のファンに存在を印象づけた。 1月15、16日にあったイベントには、男子プロのbjリーグのブースター(ファン)らも、来季「我が街」にやってくる日本航空の選手を応援しようと両日ともほぼ満員の約3千人が詰めかけた。日本航空が所属するWリーグの観客数は