雨期を迎えているネパールとインドで大雨による洪水や地滑りが相次ぎ、これまでに合わせて100人以上が死亡し、行方が分からない人の捜索や被災した人の救援活動が続いています。 ネパールでは、今月14日から西部のスルケットをはじめ、広い範囲で大雨によって川が氾濫し、洪水が起きたほか、地滑りも相次ぎました。 ネパール内務省によりますと、住宅が土砂に押しつぶされるなどして17日までに98人が死亡し、129人の行方が分からなくなっているということです。 この大雨で1万1000世帯以上の人たちが避難を余儀なくされるなど、影響を受けていますが、各地で道路が寸断され、捜索や救援活動は難航しているということです。 また、ネパールと国境を接するインド北部でも、200近い村で洪水や地滑りが起きて、少なくとも21人が死亡しました。 ネパールやインドでは雨期を迎えており、一部の地域ではこのあとも上流で降った雨によって川