地域の有力ホテルが相次いで廃業や休館に追い込まれている。新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛や入国制限の影響による利用低迷が深刻だ。感染の「第3波」で需要の回復時期が見通せず、老朽化した建物の改修負担も重荷となり事業継続を断念するケースが増えている。東京・九段下のホテルグランドパレス(東京・千代田)が東京五輪開会式直前の7月に営業を休止する。丸の内のパレスホテル(現パレスホテル東京)の姉妹
今週のニューヨーク株式市場では業績不振の企業の株価が急上昇するなど、特定の銘柄で異例の値動きが起きました。SNSでつながった個人投資家たちによる大量の買い注文が背景にあり、当局が調査を始めるなど、波紋が広がっています。 ニューヨーク株式市場では、今週、業績が振るわないゲームソフトの小売店の株価が一時4倍以上に急上昇するなど、一部の銘柄で極端な値動きが起きました。 背景には、若者を中心に流行する株取引アプリ「ロビンフッド」などを利用する個人投資家たちが出した大量の買い注文があり、オンラインの掲示板には、ヘッジファンドに対抗するために特定の銘柄の購入を促すような書き込みが相次いでいました。 この結果、株価の値下がりを見込んで、空売りと呼ばれる手法で利益を得ようとしていたヘッジファンドが損失を被ったとみられ、損失を埋め合わせるためにほかの株を売るのではないかとの観測が広がるなど、市場が混乱しまし
村田製作所に電子部品需要の急拡大の追い風が吹いている。同社は次世代技術の開発にいち早く着手して種をまき、実際に必要とされる段階ではライバルがマネできない製品を投入することで高い収益をあげてきた。次に収穫を狙うのは、高速通信規格「5G」で利用される超高周波数帯の「ミリ波」対応の部品だ。29日の決算記者会見で、竹村善人取締役常務執行役員は「新型コロナウイルスの感染拡大でマイナスになると思ったが、結
フリーアドレスは危険!? 新型コロナの職場感染を防ぐ産業医・精神科専門医 植田尚樹氏2021 / 1 / 30 社員がいきいきと働き、高いパフォーマンスを発揮する職場をつくるには何が必要か。産業医として多くの企業で社員の健康管理をアドバイスしてきた茗荷谷駅前医院院長で、みんなの健康管理室代表の植田尚樹医師に、具体的な事例に沿って「処方箋」を紹介してもらいます。 労働安全衛生法は一定の業種や規模の事業所に「衛生委員会」や「安全衛生委員会」の設置を義務づけています。働く人たちの職場での健康管理を行う「産業医」として、各社で毎月開かれる会議に出席していますが、最近の話題はもっぱら新型コロナウイルスの感染拡大です。 産業医として助言を求められる新型コロナに関する案件は主に4種類に分けられます。(1)社員が感染していた(2)社員が濃厚接触者となった(3)社員の家族が感染しているかもしれない(4)感染
「もう一度ここで働かせてくれませんか」。新型コロナウイルスの感染が広がり始めた2020年春、ネパール人の男子留学生、シュレスタ・ビマルさん(29)は、ローソンのコンビニ店オーナー、城戸美由紀さん(48)に頼み込んだ。ビマルさんは以前、城戸さんが北九州市で経営するコンビニでアルバイトをしていた。通う大学から距離があるため、1年半ほど前にやむなく店を辞めたが、コロナで大学の講義はオンラインに。「城
新型コロナウイルスへの感染防止を呼びかけようと、福島県会津若松市のタクシー会社が、「ならぬことはならぬものです」で知られる会津藩の「什の掟」(じゅうのおきて)になぞらえたオリジナルのポスターなどを作成しました。 「什の掟」は、江戸時代に会津藩士の子どもたちが守るべきルールとして定められ、「年長者の言うことに背いてはなりませぬ」、「嘘言を言うことはなりませぬ」、など7か条からなり、最後は「ならぬことはならぬものです」という一文で締めくくられています。 会津若松市の広田タクシーは、この「什の掟」になぞらえて、感染防止のため注意すべきことを列挙した「会津・コロナの掟」と題したポスターやチラシを作り、乗合バスやタクシーの車内に掲示しています。 5つ目の「弱い者をいじめてはなりませぬ」は、「陽性者を誹謗中傷したりいじめてはなりませぬ」に、6つ目の「戸外で物を食べてはなりませぬ」は「大人数で食事をして
現在、国内で広がっているものとは異なるタイプの新型コロナウイルスが入院患者から検出されたと東京医科歯科大学のグループが発表しました。イギリスで報告された変異ウイルスとは異なり、感染力が高いという報告はありませんが、空港の検疫以外で国内で見つかったのは初めてだとしています。 これは、東京医科歯科大学の武内寛明講師らの研究グループが、オンラインで記者会見して発表しました。 グループでは、附属病院に入院した患者の検体を採取して、ウイルスの遺伝情報を詳しく調べていて、去年11月から12月にかけて入院していた患者3人から空港の検疫以外では見つかっていなかった、イギリスやアメリカなどで広がっているタイプの3種類のウイルスが検出されたということです。 ウイルスは、イギリスや南アフリカなどから報告されている変異したウイルスとは異なるもので、感染力が高いという報告はないということです。 いずれの患者も海外へ
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