任天堂のものづくりに対する考えやこだわりを、 開発者みずからの言葉でお伝えする 「開発者に訊きました」を始めるにあたり、 『ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング』の 開発に携わった二人に話を訊いてみました。 まずは簡単に自己紹介と、 これまでに担当したお仕事について話してもらえますか?
コロナ禍の中,ゲーム開発はどう変わったか。バンダイナムコスタジオが語る,これからの働き方とは ライター:大陸新秩序 カメラマン:佐々木秀二 2019年の終わりから,世界全体を巻き込んで広がった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。2020年初頭における同ウイルスの感染拡大や2020年4月の緊急事態宣言を受けて,さまざまな業界が変化を強いられることとなった。 当然,ゲーム開発も例外ではなく,コロナ禍の初期では,在宅ワークへの移行を中心とした開発体制の見直しと,それに伴う発売スケジュールやアップデートの延期が各社から発表されたことも記憶に新しい。 今回4Gamerは,1年余りでコロナ禍によって同社のゲーム開発現場がどう変わったのかを聞くべく,バンダイナムコスタジオの経営企画・管理部門全体を管理する本部長,開発スタジオの責任者,ITインフラ整備の責任者の3名に話を聞いた。コロナ禍以前と現
2021.02.02 働き方 ゲームチーム 2020年9月に行われたゲーム制作者向けのカンファレンス『CEDEC2020』で、『龍が如くスタジオ』のQAエンジニアが発表した「全自動バグ取りシステム」が大きな話題になった。 『龍が如く』といえば、巨大歓楽街に生きる熱い男たちの生き様をドラマティックに描く大人のためのエンタテインメント作品。2005年の発売開始から15周年を迎えるセガの人気シリーズで、毎年のように新作タイトルがリリースされることでも知られている。 『龍が如く7 光と闇の行方』より @SEGA シナリオのスケールもゲームシステムもタイトルを追うごとに巨大になる中、『龍が如くスタジオ』ではQAエンジニア(※)の開発する「全自動でテストやデバッグを行うシステム」を使い、開発効率や品質の向上につなげているという。 ※QAエンジニアとは QAは 「Quality Assurance」の略
「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」などの人気ゲームの開発元として知られるスクウェア・エニックス(以下スクエニ)。同社はコロナ禍を受け、2020年4月から全社員を対象に、暫定的な措置として在宅勤務を実施。12月には正式に制度化した。 ゲーム開発の仕事といえば、クリエイターや開発者が互いに膝を突き合わせ、議論を交わしながら作品を作り上げるイメージが強い。スクエニの取り組みは、そうした業界のイメージとは真逆の方向を向いているように見えるかもしれない。 だがオンラインゲーム「ドラゴンクエストX オンライン」(ドラクエX)の開発運営チームの責任者を務める青山公士さん(第二開発事業本部 ディレクター)によれば、同チームでは在宅勤務でも円滑に業務を進められているという。青山さんは理由の1つとして、ゲーム開発で使う特殊なPCを、会社の費用負担のもとで自宅に持ち帰れたことを挙げている。 「セキュ
Pythonエンジニア列伝の3回目は、石本敦夫氏にお越しいただきました。 お客様 石本敦夫氏は、1998年以来、日本におけるプログラミング言語 Pythonコミュニティで活動しており、メーリングリストの開設やユーザ会の設立、ドキュメント翻訳プロジェクトなどを主導しておられます。 著書に「パーフェクトPython(技術評論社)」,「Python文法詳解(オライリー・ジャパン)」,「Pythonライブラリ厳選レシピ(技術評論社)」などがあります。 : 石本敦夫氏 @atsuoishimoto 聞き手 : 佐藤治夫 @haru860 : 清原弘貴 @hirokiky 後半に行くほどに濃い内容になっていきますので、是非とも1〜7までお読みください。 → 【その1】へ 目次 石本敦夫氏に聞く、Pythonの歴史とこれから〜Pythonエンジニア列伝 Vol.3 【その1】Python Japanを
TOP スペシャルコンテンツ 「パイプライン3.0」開発中のポリゴン・ピクチュアズに聞く "世界に挑む"アニメーション制作でエンジニアが果たす役割とは? 2017/06/01 PR 「パイプライン3.0」開発中のポリゴン・ピクチュアズに聞く "世界に挑む"アニメーション制作でエンジニアが果たす役割とは? 国内外から集結した300名以上にものぼるスタッフを社内に抱え、八面六臂の活躍を続けるポリゴン・ピクチュアズ。大規模な分業体制を敷くことで超大型作品の制作を可能にし、『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』、『トランスフォーマー プライム』、『トロン:ライジング』といったハイクオリティな海外TVシリーズアニメを手がけ、その名を世界に轟かせた。テレビ業界のアカデミー賞とされるエミー賞の常連でもあり、本年の5月には『Lost in Oz: Extended Adventure』で通算5度目の受賞
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さて、今回そんな新作を含む「ゼルダ」シリーズを聞くのは、『時のオカリナ』以降のシリーズに大きく関わり、その“生みの親”とも言える宮本茂氏から引き継ぐ形で、近作のプロデューサーを務めてきた青沼英二氏だ。一方、その対談相手を務めるのは、やはり「ドラクエ」シリーズを堀井雄二氏から引き継ぐ形で担い、『VIII』以降の作品でディレクターを務め、現在はスマホゲーム『予言者育成学園 Fortune Tellers Academy』を手がけるスクウェア・エニックスの藤澤仁氏。氏は一人のクリエイターとして、かねてより青沼氏に会って尋ねてみたかったことがあるという。 宮本茂と堀井雄二、ゼルダとドラクエ。ゲーム史の偉大な「天才」から人気シリーズを継承した二人が、互いに交わし合った言葉とは――。雪の降りしきる京都で新作の興奮冷めやらぬ中、対談はシリーズを受け継ぐものの苦悩に始まり、任天堂の物作りの「神髄」が垣間見
ついにカプコンのサバイバルホラー「バイオハザード」シリーズ最新作『バイオハザード7 レジデントイービル』が発売されました。初代のリリースから20年以上が経過しており、偏に「バイオハザード」といっても様々な作品がありますが、『バイオハザード7』はどのような「バイオハザード」なのでしょうか。 本作のディレクターである中西晃史氏にそんな問いかけを投げると、初代『バイオハザード』を遊んだ時に自身が体験したこと、つまり“恐怖”にフォーカスした作品だと回答。初代の恐怖は後に「そこを歩く、という恐怖」というキャッチコピーを生み出し、本作には「すべては“恐怖”のために。新生したバイオハザード。」というキャッチコピーが付けられました。原点回帰でありつつも新しい――それが『バイオハザード7』が目指したものなのです。 さて、本作が発売されてまもないタイミングでインサイドが新たにお届けするのは、新生「バイオハザー
2016年8月9日2020年4月14日 【アソビの遺伝子】自由な制作を支える熱意とチャレンジ精神! アートディレクター・山口由晃<後編> 世界を驚かせ続けてきた”JAPAN Studio アソビの遺伝子”に迫る、クリエイターへのインタビュー企画。前回に引き続き、PlayStation®4用ソフトウェア『KNACK』でアートディレクターを務めた山口由晃のインタビューをお届けします! 前回の記事はこちら 【アソビの遺伝子】夜見島やキトゥンのお宝資料を一挙公開!アートディレクター・山口由晃<前編> マーク・サーニーとの出会いを体験した『KNACK』制作秘話 山口由晃(やまぐち・よしあき) <主な担当作品> ・『SIREN2』 (PlayStation®2用ソフトウェア/2006年発売) ・『SIREN: New Translation』 (PlayStation®3用ソフトウェア/2008年発売
2016年3月に開催されたゲーム開発者会議,「Game Developers Conference 2016」(以下,GDC2016)の展示ホール(EXPO HALL)にて,今年もブース出展していたシリコンスタジオだが,来場者をざわつかせた展示があった。 それは,シリコンスタジオが手がける新リアルタイムレンダラー「Mizuchi」用の新作技術デモとして公開された女性キャラクター「YURI」である。 すでに,GDC2016レポートとして大まかな内容は紹介済みだが(関連記事),その造形,質感が,これまでのゲームグラフィックスからイメージされるビジュアルと一線を画することで,業界内はもちろんのこと,一般読者までざわつかせたのである。 この業界,大勢に「なにこれ!?」と言わせて注目を集めたら「勝ち」なところがあり,どんなに美しくリアルなものができても「綺麗だね」で終わってしまったら埋もれてしまう。
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