従って、1/500電子シャッターを入れて撮影すると、1/60秒のフィールドのうち実際に取込まれている映像は黄色い部分の1/500秒のみ、言いかえれば1/60-1/500秒(図の青い部分)は収録されない、捨てられている映像になる。写真・映画・ビデオそれぞれの特徴を知らないでシャッターという言葉だけで判断してしまい、高速シャッターにすると手ブレが防止できるなどとまことしやかに語られる御仁も多いのには驚く。電子シャッターを使うことにより、「パラパラマンガ」のようなギクシャクとした画になってとても見苦しくなり、スピード感のない映像となる。このことは、飛んでいるのにローターの回っていないヘリコプター、タイヤの回転していないF1レース、流れの止まった滝など枚挙にいとまが無い。ところで、民生カメラでスポーツモードにすると自動的にシャッターが入る機種があるが、マチガイにもほどがある。実は、ビデオにもハイス