会期:10月19日~21日 会場:パシフィコ横浜 展示ホール 前回はおもに韓国企業の展示内容をレポートした。今回は台湾企業によるフラットパネルの展示内容を、お届けする。 台湾のフラットパネル、特にPC用カラーTFT液晶パネルは、どちらかと言えば品質よりも低価格が売り物とされている。日本や韓国などの液晶パネルに比べると技術力では劣るものの、低価格を武器にデスクトップPCディスプレイやノートPCなどでシェアを拡大してきた。今回のFPD Internationalを見ると台湾企業からは、「安かろう」から脱却し、技術力で日本や韓国のパネルメーカーと正面から競おうという意識が強く伺えた。 それでは大手パネルメーカーであるAU Optronics(AUO)とChi Mei Optoelectronics(CMO)、Chunghwa Picture Tubes(CPT)のブースで注目を集めた展示物を、1