紅葉シーズンが終わり、冬枯れの景色が広がる信州最大の湖、諏訪湖。年の瀬から新年にかけてのあわただしい時期は、およそ600年前の室町時代から続く特別な神事「御神渡り(おみわたり)」に向け、人々が気もそぞろになり始める頃でもある。写真は11月、諏訪湖のほとりにたたずむ宮司の宮坂清(2019年 ロイター/Issei Kato) [諏訪市(長野県) 12月6日 ロイター] - 紅葉シーズンが終わり、冬枯れの景色が広がる信州最大の湖、諏訪湖。年の瀬から新年にかけてのあわただしい時期は、およそ600年前の室町時代から続く特別な神事「御神渡り(おみわたり)」に向け、人々が気もそぞろになり始める頃でもある。 寒さが一段と強まると、諏訪湖は固く凍結し、巨大な氷の層が山脈のように盛り上がる。遠くから太鼓が鳴るような音で始まり、バリバリという轟音に変わって湖面に氷の尾根を走らせる「御神渡り」の光景を見て、その昔
![温暖化を追う:薄氷の「御神渡り」 暖冬に揺らぐ諏訪湖の神秘](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1f23348ea6dcb637678249c198199dfe2fc6684d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjp.reuters.com%2Fpf%2Fresources%2Fimages%2Freuters%2Freuters-default.webp%3Fd%3D192)