今回は、DC Nikkorが花撮りに向いている理由を紹介します。 DCとは、Defocus-Image Controlの略で、 DC Nikkorとは、被写体の前後のボケをコントロールすることができるニッコールレンズのこと。 私はこのレンズを購入以来、ずっと花撮りに常用している。 常用している理由は2つ。 1つ目は、DCリングを過度に回すとふわっとした描写になること。 カリカリに解像した写真も良いが、私は花撮りに関しては上の写真のような柔らかい描写の方が好みである。 ソフトレンズやレタッチを使えば似たような描写にはなるが、 スパゲッティのアルデンテのようなちょっと芯を残したボケ味は、やはりDC Nikkorでなければ味わえない。 2つ目の理由は、下の写真を見てほしい。 この写真は、DC105mmで撮ったコスモスなのだが、DC機能を使わなかった。 そこで背景に注目してほしいのだが、ボケ味が五