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1968年愛媛県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、伊藤忠商事勤務を経て、英国ウォーリック大学大学院政治・国際学研究科博士課程修了。Ph.D(政治学・国際学、ウォーリック大学)。主な業績は、『逆説の地政学』(晃洋書房)。 上久保誠人のクリティカル・アナリティクス 国際関係、国内政治で起きているさまざまな出来事を、通説に捉われず批判的思考を持ち、人間の合理的行動や、その背景の歴史、文化、構造、慣習などさまざまな枠組を使い分析する。 バックナンバー一覧 政府は、天皇陛下が生前退位の意向を示唆されたことにより、「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」を設置した。同会議は、11月に専門家16人を招いて3回のヒアリングを実施し、それを参考に論点を整理して年明けに公表する方針としている。その上で、来春に提言をまとめる考えだ。 有識者会議は、「皇室制度の様々な議論を一緒にやると時間がかかりすぎる」と
しかし、選挙3日後の11月11日には、さらっと立場を翻し、オバマケアのうち「既往症による保険加入の拒否禁止」や「26歳までの若い国民が両親の加入した保険を継続的に利用できるようにする措置」など、一部については維持することを検討していることを明らかにした。 この新聞報道を見て、「話が違うじゃないか」と憤っている国民もいれば、「トランプ氏は意外と真面目じゃないか」と思っている国民もいるだろう。しかし、トランプ氏が維持検討を表明した条項は、そもそも民主党議員の協力なしには変えることのできなかった部分なのである(この理由については後段で詳述する)。つまり、「政治的に妥協した」のではなく、「自分の意思による方針変更」と報じられたほうが強いリーダーのイメージを維持できると考えたのだろう。 トランプ氏の7つの医療政策とは? 選挙戦を通じて、トランプ氏は自分が大統領になったらオバマケアを撤廃すると主張して
「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトでぶつかった「ある疑問」国立情報学研究所(NII)の社会共有知研究センター。 「ロボットは東大に入れるか(東ロボ)」プロジェクトで知られる人工知能(AI)の研究チームが、子どもたちの読解力テストに着手した。 なぜ、AI研究者が「読解力」に関心をもつのか。 そこには、AIの限界を探る研究の過程でぶつかった、ある疑問が関係している。 センター長の数学者・新井紀子さんに話を聞いた。 今日(11月14日)の「東ロボ 2016成果報告会」で冒頭あいさつする新井紀子教授。東ロボプロジェクトは2011年にスタートしたAIは国語が苦手――なぜ、AI研究者が「読解力」に関心を? 東ロボは、問題を解き、正解も出すが、読んで理解しているわけではない。 現段階のAIにとって、文章の意味を理解することは、不可能に近い。 そうすると、特に難しいのが国語と英語だ。 国語では、20
はじめにみなさんこんにちは。ナガと申します。 今回はですね『この世界の片隅に』の原作のお話をしてみようと思います。 良かったら最後までお付き合いください。 作品概要本日11月12日土曜日から「この世界の片隅に」の劇場版アニメが全国で公開となりました。原作を著したのはこうの史代さんで、今回の「この世界の片隅に」は彼女の出世作の1つと言われている作品である。 2006年から戦前期の広島での幼少期のすずの生活を描いた本編のプロローグに当たる3編が発表され、2007年から、本編となる「この世界の片隅に」として「漫画アクション」で連載された。 この作品の映画版は2012年製作発表され、監督を片渕須直さんが務めることとなった。また製作は「坂道のアポロン」のアニメ化で評価を高めた新鋭のMAPPAに決まった。 そして資金調達のためのクラウドファンディングが2015年に開始されると、目標の2000万円をわず
今,がん領域では,抗PD-1抗体,抗PD-L1抗体,抗CTLA-4抗体などの免疫チェックポイント阻害薬が注目されている。日本ではその中の1つ,抗PD-1抗体の「ニボルマブ」(オプジーボ®,MEMO)が2014年に「根治切除不能な悪性黒色腫」に対して承認され,2015年12月には「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」へ適応拡大された。従来の抗がん薬と異なる新しい作用機序を持つ同薬は,今後他のがん種にも適応が広がると予想され,大きな期待が寄せられている。しかし,國頭氏は,この免疫チェックポイント阻害薬の登場によって医療,それどころか国そのものの存続が脅かされると指摘する。一体,どこにその危険性があるというのだろうか。氏は,「すでに手遅れ」と語るが――。 ――まず,2015年に非小細胞肺がんへ適応拡大された免疫チェックポイント阻害薬ニボルマブが,どのような効果を持つ薬剤かを教えてください。 國
はじめにみなさんこんにちは。ナガと申します。 今回はですね映画『この世界の片隅に』についてのお話になります。 良かったら最後までお付き合いください。 イントロ私は映画版の「この世界の片隅に」を見てから、すごく大きな不満を抱えて、ずっともやもやとした気持ちが晴れずにいました。 その不満に関しては昨日書いた記事に詳しく書いているので、こちらを参照してください。 参考:「この世界の片隅に」映画 感想・考察 【リンさんの存在感を消した映画版の功罪】 端的に申し上げると、原作で個人的に最重要キャラクターの1人だと考えていた、白木リンというキャラクターが映画版でほとんど登場しなかったことに対して不満を抱えていたのです。 しかし、片渕監督が長い年月温め続けてようやく公開される運びとなった、映画「この世界の片隅に」。その片渕監督がそんな原作最重要エピソードともいえる部分を安易にカットしてしまうでしょうか?
日本語のできない日本人 鈴木義里 / 中央公論新社 / 2002/03/25 ★★ まとまりがない 著者は『論争・英語が公用語になる日』の編者。本書は若者の日本語力の低下とか言葉の乱れについて、いろいろな側面から論じている。まとまりがない内容で、何が言いたいのかよくわからなかった。 「若者の日本語力の低下」について、世の中ではいろいろと言われている。本書では「漢字が読めない」とか「本が読めない」などのトピックが取り上げられている。まず漢字を含む語彙について。私は若者ではないが、江戸時代や明治時代どころか、昭和初期の日本語の漢字も自然体では読めない。主観的には、英語の16世紀の文章以上に違うように感じる。この日本語の不安定さは悩みの種ではあるけれども、そういうもんなんだと思って諦めてきたわけだ。そこから、たまたまいま使われている語彙のセットを特権視する理由がないという結論も生まれてくる。 「
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