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ブックマーク / goito-mineral.hatenadiary.org (15)

  • 愛知の管理教育 - 伊藤剛のトカトントニズム

    東浩紀id:hazumaくんの母校がCLANNADのモデルになったとかで盛り上がっているが、ぼくがいま母校について話をするとなると、これが途端にヘヴィなものとなる。 悪名高い「愛知の管理教育」の影がちらつくからだ。 確かにひどい状況にあったのは一部の学校に限られるのだけれど、愛知県で高校生活を送った者にとっては、程度の差こそあれ、当事者席に座らされる話題だと思う。 県立東郷高校を頂点に、無意味な校則と教師による暴力行為が吹き荒れたことについては、知っているひとも多いと思う。詳細については、当時、果敢にも学校側に異議申し立てを行った内藤朝雄氏のテキストを読んでもらいたい(http://web.archive.org/web/20020105160847/park.itc.u-tokyo.ac.jp/kiss-sr/~naito/newpage8.htm)のだが、この問題は、蛮行の直接的な被害

    愛知の管理教育 - 伊藤剛のトカトントニズム
    synonymous
    synonymous 2011/08/17
    郊外の形成期における何とやら
  • 純丘曜彰さんという方 - 伊藤剛のトカトントニズム

    少し前まで存じあげませんでしたが、東京芸大で学位をお取りになり、映像関係の仕事をされた後、現在は九州東海大学の准教授をしておられる方です。08年からは、ドイツのマインツの大学の客員教授も兼任されるとのことです。 すみおか・てるあきさんとお読みします。 http://www.hi-ho.ne.jp/sumioka-info/ 1 竹内一郎『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』に関するアマゾン書評 3 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 5.0 小者たちの嫉妬って恐いねぇ。でも、これ、いいだよ。, 2007/10/17 手塚のマンガを、マンガとマンガ論ができる以前の、当時の大きな文化的文脈の中において読み解いた。細かなところには、いろいろつっこめるけれど、分析考察の文化論的視座としては、とてもバランスの取れた視野の広い良書。マンガに限らず、特定時

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  • システム7、DAF - 伊藤剛のトカトントニズム

    今日は桑沢デザイン研究所のゼミ。 去年に引き続き、冬コミに向け同人誌を作らせているんだが、それに掲載する、森川嘉一郎さん竹熊健太郎さんとの講師鼎談を収録。 その後、担当編集者さんとの待ち合わせまで小一時間時間をつぶすのに渋谷HMVへ。 先日の斎藤環さんとのマンガ対談で、あらゐけいいち『日常』の話題を出し「あれ、渋谷HMV一階で面だしで売ってたから”渋谷系”ですよ、定義上」というヨタを飛ばしたんだが、今日みたら土山しげるの『喰いしん坊!』があった。定義上、これも「渋谷系」ということに(笑)。 この店には、桑沢やアミューズメントメディア総合学院の授業のあと、たまに寄るんだが、この間、店内BGMとしてかかっていたのがよかったので、店のひとに「これなんですか?」と尋ね、購入しようとしたら、なんとミュージシャン人とエージェントの一行がその場にいたというハプニングがあった。 その白人男性は、表題にし

    システム7、DAF - 伊藤剛のトカトントニズム
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    synonymous 2007/11/29
    ヒレッジ先生も相変わらずお元気そうでなによりです。会ったことなんてありませんが。
  • シーフィール - 伊藤剛のトカトントニズム

    サッカー アーティスト: シーフィール出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ発売日: 1995/10/21メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る 90年代前半〜なかごろの、いわゆる「インテリジェント・テクノ」。踊れないテクノであります。いまだと「エレクトロニカ」って言うんですか。 アマゾンの説明だと、こんな感じ。 インディー・ロック・バンドとしてスタートしながら,今では完璧にテクノ・バンドにシフト・チェンジしたシーフィール。作は95年春に発表された2ndだが,甘ったるい情緒を完全に殺ぎ落とした冷ややかな機械音響には背筋がゾクッとするほどの霊気が。 霊気……って(笑)。アンビエントよりなんですが、結構ノイジーな面もあります。 いつ買ったのか記憶にない(ひょっとすると貰った可能性もある)のがこの間出てきたんですが、itunesの操作を間違えてアルバ

    シーフィール - 伊藤剛のトカトントニズム
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    synonymous 2007/05/17
    出た頃、よく聴いたよ。
  • 東工大のうた - 伊藤剛のトカトントニズム

    けさの音楽。エンジンをかけるのに使う。 トーキョーコーギョー、ダーイ! それはそれとして、昨日は東京工芸大芸術学部マンガ学科の講師会に行ってきましたよ。

    東工大のうた - 伊藤剛のトカトントニズム
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    synonymous 2007/02/27
    受けたけど落ちた。もう20年前。
  • 中野晴行『謎のマンガ家・酒井七馬伝』 - 伊藤剛のトカトントニズム

    謎のマンガ家・酒井七馬伝―「新宝島」伝説の光と影 作者: 中野晴行出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/02メディア: 単行購入: 2人 クリック: 56回この商品を含むブログ (51件) を見る 快著『マンガ産業論』の著者として知られる中野晴行さん http://www2.diary.ne.jp/user/67936/ の新著です。 さきほど、アマゾンから届きました。これから読みます。 まえがき的な「発端―または酒井七馬の墓に参ること」だけパラっと読んだところなんですが、いきなり引き込まれますね。 「酒井七馬」をご存知ない方のために説明をしておくと、1947年(昭和22年)刊行の『新寶島』の、手塚治虫との共著者です。 『新寶島』とは、いわゆる「戦後ストーリーマンガ」の「起源」とされてきた作品です。 はじめてマンガに「映画的手法」を取り入れた作品と信じられてきたものです。そのこ

    中野晴行『謎のマンガ家・酒井七馬伝』 - 伊藤剛のトカトントニズム
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    synonymous 2007/02/27
    『「酒井七馬」をご存知ない方のために説明をしておくと、1947年(昭和22年)刊行の『新寶島』の、手塚治虫との共著者です。』
  • あの「コミ通」石館通信と似たスメルがする「ひだけーだい」 - 伊藤剛のトカトントニズム

    AYS:笑いをクリエイトするギャグ作家がマンガ家たちの怒りを買っている http://d.hatena.ne.jp/AYS/20070208#p1 詳しくはリンク先を参照してほしいんだけど、「私の考えたギャグやネタを売りますよ」というビジネスをはじめた者がいて、いしかわじゅんをはじめとしたマンガ家諸氏に営業メールをバラ撒き、人々の失笑や怒りを買っているという話。 話題の元となっているサイトはここ「ギャグ作家 ひだけーだい」。 http://www.omogaku.com 「ひだけーだい」で検索しても、ほぼ何もかかってこないので正体は不明だ。 id:AYS氏も呆れているが、この男、驚くべきことに西原理恵子に「ダメだし」をしている。 http://www.omogaku.com/2255.html このページを下にずっとスクロールすると出てくる。 「鳥頭の城」からおそらく無断で引っ張ってきたと

    あの「コミ通」石館通信と似たスメルがする「ひだけーだい」 - 伊藤剛のトカトントニズム
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    synonymous 2007/02/09
    『どんなことであれわかりやすく瞬時に伝わるものでなければならないという強迫観念があり、それがあたかも正しい規範であるかのようにすりかえられた結果、表現の内実は問われず、程度の低いものも許容される』
  • フロム博多 - 伊藤剛のトカトントニズム

    いま博多にいます。 今日は北九州市立大学で引き続き宮大人さんと公開対談です。 昨日は「生人形」展にあわせて、という内容だったのですが、今日のお題は「アフター・テヅカ・イズ・デッド」。 「生人形」トークのほうは出色のできでした。 な・なんと、あの森村泰昌氏の新作紹介&挨拶に引き続いて、というスペシャル・サプライズな展開だったんですよ! ぼくらも直前まで森村氏の登場は知らされておらず、ことのほか緊張しました(そりゃ学生時代からファンだったビッグ・ネームですもの。緊張するでしょ!)。森村氏は来年熊市現代美術館で開催される展覧会の打ち合わせで来熊されていたんですね。 その様子はこちら(熊大学助教授・跡上史郎さんのブログ)に書かれています。跡上さんはゼミの学生さんを連れて聴きにきてくださいました。 http://blogs.dion.ne.jp/marginalia/archives/2006

    フロム博多 - 伊藤剛のトカトントニズム
    synonymous
    synonymous 2006/07/18
    「唐津に来ています」とやってほしかった。
  • 花森安治と「暮しの手帖」展に行ってきました - 伊藤剛のトカトントニズム

    行こう、行こうとずっと思ってて結局行ったのが最終日の夕方というダメ人間ぶりをさらしつつ、しかしいつまで経っても暖かくならないよなあ今年は、とぶつくさいいながら芦花公園にある世田谷文学館へ。 やはりぼくは小学校・中学校と家にあった「暮しの手帖」を読みまくった「てちょらー」ですから、今回の展示を見にいくのには、どこか自分のルーツを探るようなところがありました。 展示で、やはり圧巻だったのは花森安治による表紙原画や、割り付け用紙など。 ホントにこの人は企画から編集から執筆からイラストから装丁からレイアウトまで全部やっていたんだな、と実感しました。自分でも多少は編集者のマネゴトのようなことをやってもいるので、これがいかに大変なことかとあらためて気づいたというか。 「暮しの手帖」が広告を入れなかったのは有名な話ですが、そのことについて語る文章(これも該当のページが読めるように展示されていた)のなかで

    花森安治と「暮しの手帖」展に行ってきました - 伊藤剛のトカトントニズム
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    synonymous 2006/04/09
    花森のことはよくわからない。松田道雄のことなら、まぁ知っている。かんけーねーじゃん、と思われるかもしれないが、「暮らしの手帖」と「育児の百科」は、それぞれ戦後日本の重要な達成ではないかと感じていた。
  • 夢バナ - 伊藤剛のトカトントニズム

    ギャアギャアわめきながら抵抗する中年の「夫婦」を、汚物が腐敗した泥沼のなかに何度も何度も漬け、殴り倒し、幾度もスコップで殴りつけ、なんだその不満そうな目は? と唾をはきかけ、さらに侮辱的な言葉を投げ、何もいえなくなっているさまを見て嘲笑し、そのまま放置して帰る、という夢を見ました。 ひどいやつだな、オレは。 もちろん、目が覚めたあと、ものすごくイヤ〜な気持ちになりましたが。

    夢バナ - 伊藤剛のトカトントニズム
  • 2006-01-26

    このあいだ、「まんたんブロード」の座談会で更科修一郎くんと会ったときこののことをきいていたんですが、今日、書店に行ったらあったので手にとってみましたよ。 : : 立ち読み数分。 嫌オタク流 作者: 中原昌也,高橋ヨシキ,海沢めろん,更科修一郎出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2006/01/24メディア: 単行購入: 5人 クリック: 120回この商品を含むブログ (145件) を見る なんだかものすごーーーく「投げやり」なだなという印象。 よくいえば「身もフタもない」んだが、ともあれ中原昌也は真面目にやってたまるかという態度を取ってると思った。 字もスカスカ。情報量は少ない。 更科くんは真面目に応答してる感じで、彼の発言にはこれまであまり活字にならなかったものもあり、そこは貴重な証言が残ったというふうだったが、しかし空転した感は否めず。 更科くん、貧乏くじをひきましたね、とい

    2006-01-26
    synonymous
    synonymous 2006/01/27
    メタルが好きなヲタもいる。テクノが好きなヲタもいる。秋葉原=キングストンなる珍説だってあるんだよ。
  • モーマス - 伊藤剛のトカトントニズム

    仕事中、ずっとモーマスをかけていました。 オレほんとにモーマス好きだな。 ギリシャ神話の非難と嘲りの神の名をいただく、モーマスことニコラス・カリィ。 スコットランド生まれの、アナログシンセを抱えた吟遊詩人。心優しき変態閣下。諧謔と知性とエロスとセンチメントと……という芸風のお方です。 フューチャリスティック・ボードヴィリアンといい、『たまごっち氏の報道官』や『渋谷賛歌』なる怪曲(?)が収録されているこれ Ping Pong アーティスト: Momus出版社/メーカー: Cherry Red UK発売日: 2002/07/01メディア: CDこの商品を含むブログ (2件) を見る とか、ザ・フィロソフィー・オブ・モーマス アーティスト: モーマス出版社/メーカー: 日コロムビア発売日: 1995/04/01メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る とか。この

    モーマス - 伊藤剛のトカトントニズム
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    synonymous 2006/01/20
    アコとピコピコの界面にたたずむ気配のTender Pervertが初モーマスで、最愛でもある。張子の耽美。
  • 伊藤剛のトカトントニズム - 芳崎せいむ『金魚屋古書店』に唾を吐け!

    某所に書いた原稿のアウトテイクです。 金魚屋古書店 2 (IKKI COMICS) 作者: 芳崎せいむ出版社/メーカー: 小学館発売日: 2005/08/30メディア: コミック購入: 2人 クリック: 12回この商品を含むブログ (140件) を見る 『金魚屋古書店』、私にはやっぱりダメでした。 しかし、どうにもマンガについての「語り」の場所には、『金魚屋』を批判しては「いけない」ような空気があると思うのです。「マンガを愛している限り、みんな仲間なんだから許される」という微温的な、そして極めて抑圧的な雰囲気です。「みんなが仲間でいられることの平穏を少しでも脅かすな」という、同調圧力的な、日的なファシズムを支えたそれです。70年代後半以降、ずっと持続してきたものでしょう。近年ではずいぶん薄れたと思うんですが、しかし、同時にこのエントリーをアップするのに、一定の勇気を必要としたのも、確かな

    伊藤剛のトカトントニズム - 芳崎せいむ『金魚屋古書店』に唾を吐け!
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    synonymous 2005/11/18
    こういう気負いがまた。
  • 西原理恵子、『毎日かあさん』で武蔵野市と”論争”に:伊藤剛のトカトントニズム

    http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/geino/20050831/20050831i106-yol.html 小学校の教諭の言い分と西原理恵子の主張を比べたら圧倒的に西原のほうを取る。現場の教員の苦労や負担にはたいへんなものがあると思うが、しかし、彼らには西原に何か申し入れるのであればそこに一定の「手続き」が踏まれるべきだという考え自体がスッポ抜けていたのではないか。こういう判断を「偏見」といわれたら「そうですよ、ぼくは公立校の教員といえばソイツの世界には狭〜いガッコーしかなくって、世間にはいろんな人がいろんな立場でいるってこと自体、考えたことのない連中だという前提で見ていますよ。それが何か?」と答えるだろう。実際に、教員をやってる友人からは「ホントに”先生”って先生同士にしか付き合いがないんですよ」という話もきいているし。 というのは、少々ワザと露悪的に

    西原理恵子、『毎日かあさん』で武蔵野市と”論争”に:伊藤剛のトカトントニズム
    synonymous
    synonymous 2005/09/02
    公立校の教員なんてのは本当に小役人で、何か問題が起きて職を失うことを心から恐れているものだ。
  • 漫狂画人―飛鳥昭雄の漫画家人生 - 伊藤剛のトカトントニズム

    暑いですね。 皆さんいかがお過ごしでしょうか。 校正が思うように進みません。どうしましょう。 ところで、これ↓が予想を上回るフシギ物件であることが判明。 漫狂画人―飛鳥昭雄の漫画人生 作者: 飛鳥昭雄出版社/メーカー: 工学社発売日: 2005/07/01メディア: 単行この商品を含むブログ (3件) を見る すでに漫棚通信さんでも触れられていますが、あすかあきお先生、超古代史やら擬似科学だけではなく、ご自身の来し方やマンガ史も微妙にサイケデリックなフィルター越しに見ているようです。 漫棚通信さんでは、飛鳥先生が中一のときに投稿した作品のキャラを手塚治虫がパクった(と、飛鳥先生が主張している)件が紹介されていますが、それだけじゃない。 トキワ荘グループのマンガ家に早世された方が多いといい、その理由を「20歳ごろの徹夜」に求めるくだりもなんだか変です。 ただ早世の原因を若い頃の無理に求める

    漫狂画人―飛鳥昭雄の漫画家人生 - 伊藤剛のトカトントニズム
    synonymous
    synonymous 2005/08/08
    「「トキワ荘にかかわると早死にする」という、どこかオカルト的なテイストが付与されているよう」
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