名鉄と言えば、何はなくともパノラマカー。 僕がこどもの時に図鑑で見てから30年以上経ったけど、当時も今もやはり名古屋鉄道のエースはパノラマカー。 平成になって、なんだか白いヤツや青いヤツや銀のヤツやいっぱい出てきたけど、それらの三倍はパノラマカー7000系の方が魅力的だ。0系と通じる匂いも感じる。もう製造から40年以上経っているのも共通しているが、高度成長期テイスト満載の"未来型志向電車"。期待していた21世紀は来なかったけれど、だからこそ今にでも通用するレトロフューチャーな香りがたまらない。 それが今年3月から大幅に運用本数を減らしてしまうと言う。ブルトレより、103系より、なにより、今こそナウな鉄道ヤングは名鉄に集うべきだ……と力説する先輩の言葉を聞きながらも、花粉症ゆえに名古屋遠征を出来ず、ようやくスギの飛散が収まった4月5日土曜日になって行くことにしました。 米原で乗り換えたのは9