asahi.comの記事によると、ビクターとケンウッドは経営統合で大筋合意した模様だ。統合案は、 ビクターが200億円規模の第三者割当増資を行い、ケンウッドが引き受ける。 ビクターとケンウッドが共同持ち株会社を設立し、両社が傘下に収まる。 松下は持ち株会社に保有株を売却する。 を軸に調整しているようだ。今後、3社で最終合意を目指す。ただし、ビクターが3期連続の当期赤字で、「昨秋の交渉時とは前提条件が変わっている」(関係者)ため統合案についてはさらに検討が必要となっているようだ。2007年3月期の連結売上高はビクター7426億円、ケンウッド1691億円で、単純合算で約9100億円。 ビクターについては、かねてから親会社の松下が業績低迷が続く同社の売却方針を固めていたが、 昨秋、ケンウッドと交渉。ところが、ビクター側が、売上高規模で劣るケンウッドとの統合に難色。 松下は3月に米投資ファンドのT