プライバシーフリーク、リクナビ問題後初の個人情報保護法改正の問題点にかみつく!――プライバシーフリーク・カフェ(PFC)個人情報保護法改正編02 #イベントレポート #完全版:「私、1番よね?」「いいえ、2番です」(1/5 ページ) 「世界で唯一、個人情報を金で買える国」、ジャパン――リクナビ事件をきっかけに露呈した「日本の個人情報の考え方の問題点」を、鈴木正朝、高木浩光、板倉陽一郎、山本一郎の4人が全方位で解説する。※本稿は、2019年12月2日時点の情報です あなた、持っていてはいけないはずの情報を持っていますね 山本一郎(以降、山本) 誰が「胴元」つまりdata controller(データ管理者)になるかが重要ということですね。そのことと「利用目的の分割問題」はどういう関係にあるのですか。 鈴木正朝(以降、鈴木) 誰が胴元になるのかは通常、複数事業者の当事者間で話し合って決める部分