2007年8月18日のブックマーク (2件)

  • 呉の単純な悲単純性(小田実『日本の知識人』を読んで 1) - 猿゛虎゛日記

    呉氏は、小田氏が「単純な反戦派」ではない、つまり、「単純ではない」と指摘する。それを指摘する自分ももちろん「単純ではない」と言いたそうである。 では、呉氏が言う「単純ではない」とは、果たしてどういう意味なのだろうか? 実はそれは、非常に「単純」なのである。呉氏は、どういう意味で「小田は単純ではない」といっているのか? それはつまりこういうことだ。「小田は大東亜戦争の二面性を40年前に強調していた。だから、小田は二面性をもっていたのであり、単純ではなかったのだ」。呉氏は、小田氏の主張を引用しつつ、こう言う。 日露戦争でアジアの新興国日が大国ロシヤを破ったことはトルコなどを力づけた。太平洋戦争(大東亜戦争)も、結果的には敗北であったが、日の奮闘はアジア・アフリカ諸国の励みになった。 ここから見ると、呉氏が言う「大東亜戦争の二面性」とは、どうやら「大東亜戦争は良い面と悪い面の二面があった」と

    呉の単純な悲単純性(小田実『日本の知識人』を読んで 1) - 猿゛虎゛日記
  • 自衛官の発想=結局官僚主義 - Munchener Brucke

    ヒゲの隊長こと佐藤正久参議院議員の「現場の駆けつけ、敢えて巻き込まれる」発言が問題になっているようだ。現場自衛官の発想の特徴というのは、とにかく自衛隊の活動に縛りがなければないほうがいい。活躍の場が拡大すればいいという単純なものではないか? 論客や政治家の間で争点になる、自衛権の解釈やアメリカとの距離感は実はどうでもいいよな。自衛官の間でも、日米安保堅持より自主防衛主義を支持する意見が強いとの話も聞くが、今は米国の対日圧力によって自衛隊海外派遣の機会を得ており、「自衛隊の活動の機会拡大を後押しするアメリカ大歓迎」というのが音のようだ。ようは、自衛隊仕事が増えれば、主義主張や理由なんてどうでもいいのだ。これは省庁の権益が増えれば増えるほどいいという官僚主義と全く同質のものではないか? 最近は自民党の先生に働きかけて、害獣駆除に自衛隊を活用する法律の制定を準備しているようである。当に自

    自衛官の発想=結局官僚主義 - Munchener Brucke