7月に入っているから既に夏ではないかというつっこみが聞こえてきそうだが、梅雨が明けたとはこの近辺では誰も言っていないので、初夏で押し通すことにしよう。 近頃、仕事方面が大変なことになっているので甘いものが欲しい心境であり、体重的にも余裕があるので、最近手に入れたお菓子作りの為の新兵器を実践豆乳もとい実戦投入か、あるいは天津天栗を買ってきてアルデッショアをリピートするかと考えつつ、買い物に出かけ、それが目についた。 さくらんぼを加工となると、私には、久しぶりながらも真っ先に作りたいレシピがあった。クラフティだ。 私が初めて自分で買ったお菓子のレシピ本は、セルジュ・フリボー氏の「パリのお菓子」、なぜこの本を買ったのかは記憶はもはや定かではないが、めんどくさそうなデコレーションを施したお菓子もあれば、フランスの田舎のお菓子らしき素朴なレシピも掲載されており、タルト皮等の作り方も写真入りで丁寧に解