以下は、昨夜(日付的には今日10/8だけれど)の幻覚の記録。 日記を書いている最中だったのでリアルタイムの記録である。あとから手直ししたのは見出しのアステリスクを削除したのみ。 [哲学]ベンヤミン『暴力批判論』9警察 すっかりベンヤミンのことを忘れていたわけではなくて、むしろ、ひょんな所に引っかかって先を読みすすめなくなっていたのでした。 法措定的暴力と法維持的暴力は、「いわばオバケめいた混合体となって、近代国家の別の一制度である警察のなかに、現存している。」というところです。 「オバケめいた混合体」なんて言われれば、妖怪学愛好者としては夢中にならざるをえないではありませんか。 ところがこのたのしい比喩が私にとっては躓きの石でした。 邦訳で「オバケ」となっているのは、妖怪なのか、幽霊なのか、ということです。 「オバケ」というからには妖怪変化を思い浮かべるのがふつうでしょう。お岩様クラスにな