bookに関するt-kawaseのブックマーク (244)

  • 『ひめゆり忠臣蔵』 - 真面目なふざけ、適度な過剰

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    t-kawase 2010/05/14
    吉田司の『新宗教の精神構造』も読んで、こっちも気になったので。この人、問題提起は良いんだけど、「じゃあお前の立ち位置は」というブーメランを招いちゃうよなあ。
  • 宇野 2010 - tamuraの日々の雑感

    シドニーへの行き帰りで、宇野重規『〈私〉時代のデモクラシー』(岩波新書、2010年)を読了。 〈私〉時代のデモクラシー (岩波新書) 作者: 宇野重規出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/04/21メディア: 新書購入: 10人 クリック: 174回この商品を含むブログ (61件) を見る一読しての全体、とりわけ前半の印象は、「再帰的近代化」という状況における「個人」のあり方の変容とそこでの「デモクラシー」の必要性を、実に平易な言葉で、しかし、欧米の社会理論で論じられているポイントは逃さずに、論じている、ということである。その筆さばきは、さすがと言うほかはない。 さて、現代の「新しい個人主義」と言っても、著者の注目するそれは、両義的なものである。一方で、現代の〈私〉は自分の「かけがえのなさ」にこだわる〈私〉である。他方で、その〈私〉は「大勢のうちの一人」でしかない自分というものを

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    t-kawase 2010/05/06
    これも参考にする。
  • ポストモダンにおけるデモクラシーの価値――宇野重規『〈私〉時代のデモクラシー』 - on the ground

    宇野重規『〈私〉時代のデモクラシー』岩波書店(岩波新書)、2010年 〈私〉時代のデモクラシー (岩波新書) 作者: 宇野重規出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/04/21メディア: 新書購入: 10人 クリック: 174回この商品を含むブログ (63件) を見る 吉田徹『二大政党制批判論』や宮太郎『生活保障』、菅原琢『世論の曲解』など、昨年後半は政治学者の手になる良質の新書が相次いで出版された*1。これを一つの流れとして、併せて読まれるべきなのが書である。 政治思想史を専門とする宇野重規によって著された書は、個人の尊重が人々の唯一共通の価値基準となり、「他人と同程度には特別な存在」としての〈私〉の平等が求められる現代を、平等(化)の思想家アレクシ・ド・トクヴィルの思想を手がかりに読み解く。さらに現代フランスの政治哲学の議論なども交えながら、デモクラシーの現代的意味を問う

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    t-kawase 2010/05/03
    あとで買う。ほかの学者の言及が参考になりそう。
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: ある日突然、学費が100万円あがったとしたら:堤未果著「貧困大国アメリカ2」を読んだ!

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 「もうこれ以上、我慢ができません。学費を払うために、すでに仕事を3つ掛け持ちしているのです。さらに年間1万ドル(100万円)の値上げだなんて、絶対に無理です」 「学校側は5億3500万ドルの財政赤字を埋めるためだといって、教員2000人の解雇と授業数の削減をするつもりでいるんです。すでに教員の給与は半額にされているのに」 ▼ 堤未果著「貧困大国アメリカ2」(岩波新書)を読んだ。 新自由主義の思想のもと、企業と政府が癒着するといった、いわゆるコーポラティズムが進行し、教育・社会福祉・医療といった部分に、壊滅的な打撃が加えられ、中流家庭が苦しむ、米国の様子が描かれている。数年前に出版された「貧困大国アメリカ」の続編であ

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    t-kawase 2010/02/24
    本当に、他人事じゃない、というか、「奨学金が充実している(から日本よりマシ)」というアメリカ像が崩れていく。
  • 小熊英二『1968』読書ノート

    著者、小熊英二は、これまでにも一連の力作((『単一民族神話の起源』、『〈日人〉の境界』、『〈民主〉と〈愛国〉』)など)で、その力量を遺憾なく発揮しており、私の注目を引いていた。私はややもすると他人の著作を読んでその欠点に目が向いてしまうという、教育者にあるまじき困った性格の持ち主なのだが、彼の仕事に関しては、多少の部分的批判がないわけではないにしても、概して非常に高く評価してきた(1)。その彼が、一九六八年前後の日の若者たちの叛乱を主題とするを書いた。これはちょっとした事件である。ちょうどあれから四〇年を経たということもあり、刊行の時点で、世間全般でもこの主題への関心が高まりつつあった。あの時代に若かった世代の人間にとってと、当時のことを直接知らない今日の若い世代とでは、関心の持ち方も大きく異なるだろうが、とにかく四〇年前の出来事を振り返り、なにがしかのことを考えてみたいという欲求は

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    t-kawase 2010/02/02
    塩川先生の書評。。さすが。早速プリントアウトして熟読。
  • 唐沢俊一はサリンジャーに土下座しろ! - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    何度も言うけど、唐沢俊一に書評委員をやらせた朝日新聞の木元記者はその責任を取るべきだ。 唐沢俊一は2008年に「ライ麦畑」について「月刊ほんとうに怖い童話」(ぶんか社)にこんな記事を書いているが、どう考えても実際にを読んでいない。 ビートルズの元メンバーであるジョン・レノンを殺したマーク・チャップマン、レーガン元大統領を暗殺しようとしたジョン・ヒンクリーなど、殺人犯たちの多くが愛読書にしていたのが、ジョン・サリンジャーの青春小説『ライ麦畑でつかまえて』である。 ある日、突然大学生活がバカバカしくなり、テストの答案を白紙で出して退学になった主人公ホールデン・コーンフィールド。 なぜ彼は学校を飛び出したのか。なぜ彼は社会に対して、凄まじい疎外感を抱くのか。 1950年代、繁栄の絶頂にあったはずのアメリカに生まれたが、人生に目標を失い、生きていく希望を持てなくなった世代、 すなわちロスト・ゼネ

    唐沢俊一はサリンジャーに土下座しろ! - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
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    t-kawase 2010/01/29
    俺、高校時代読もうとして挫折したんだよね、サリンジャー。
  • 石川公彌子『<弱さ>と<抵抗>の近代国学 戦時下の柳田國男、保田與重郎、折口信夫』とスメラ学塾 - 神保町系オタオタ日記

    今年も出ました、スメラ学塾に言及した文献が。講談社選書メチエの石川公彌子『<弱さ>と<抵抗>の近代国学 戦時下の柳田國男、保田與重郎、折口信夫』がそれ。森田朋子論文*1に依拠している。目新しい内容としては、保田が「言霊私観」でスメラ学塾を批判しているということ*2。石川さんは、東大出身とのことだが、書の182頁に不思議なことを書いている。高楠順次郎が、『知識民族としてのスメル族』序文で、スメラ学塾関連文献を紹介しており、同塾との関係が推測されるとしている。この序文は、私も2006年7月8日に紹介したところだが、再掲しよう。 スメル民族の研究に就ては、医学博士戸上駒之助氏の『日の民族』(岡書院)大三島宮司三島敦雄氏の『天孫人種六千年の研究史』(スメル学会発行)井上芳郎氏の『シュメル、バビロン社会史』(啓明会発行)及び余の『亜細亜文化の基調』(萬里閣発行)を参照されたし。 戸上の書は昭和5

    石川公彌子『<弱さ>と<抵抗>の近代国学 戦時下の柳田國男、保田與重郎、折口信夫』とスメラ学塾 - 神保町系オタオタ日記
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    t-kawase 2010/01/13
    参考に。「スメラ学塾」って、怪しげだなあ・・・。
  • 『死者たちの戦後誌―沖縄戦跡をめぐる人びとの記憶』 戦死者なき64年を追う - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

    芸能・文化 『死者たちの戦後誌―沖縄戦跡をめぐる人びとの記憶』 戦死者なき64年を追う2010年1月10日  『死者たちの戦後誌―沖縄戦跡をめぐる人びとの記憶』北村毅著 御茶の水書房4200円 書に「米須(現・糸満市)付近で遺骨を拾う人」と説明された印象的な写真がある。一見して、農作業風景だ。焼け野が原になった戦場跡では、畑を耕す前に、地雷や不発弾の危険にさらされながら、まず遺骨を集めることがあり、戦後の始まりがあった。書は「戦死後」という新たな視点から戦死者なき後の64年間を追ったものである。  著者は6年以上沖縄をフィールドとしてきた。書は51ページにわたる注が用意されている。出版物、報告書、各団体の文書つづり、新聞など400以上の豊富な文献資料の読み解きと戦跡というフィールドを歩き回り、丹念な聞き取りから沖縄戦の戦死者の行方をたどった軌跡をつづる。 著者の北村氏は「戦争体験を

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    t-kawase 2010/01/10
    北村毅さんの本の書評。
  • 「俺の邪悪なメモ」跡地

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    t-kawase 2010/01/08
    勝間さんの本は読む気しないけど、かつて叶恭子さんの本を「褒め殺し」していたさとう珠緒の『超教養』(角川書店)を思い出す(笑)。にしても、罪山さん、勝間さん関連のエントリ、ノリノリだなぁ。
  • 植民地朝鮮の宗教と学知 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    支配の複雑さ丁寧に 1910年の韓国併合以前から、日政治や経済だけでなく、宗教や思想の面でも支配の学知と政策を構築しはじめる。書は、仏教をめぐる宗教政策や、日キリスト教の植民地布教、朝鮮人イメージの構築や朝鮮宗教の性格規定などをテーマに、「眼差(まなざ)し」をキーワードにして分析したもの。 支配者たちの言説や政策やイメージなどは、暴力的なものであれ「良心的」なものであれ、その構築の過程ではつねに支配される側との相互作用がある。つまり「眼差し」は複雑にからまっている。そればかりかそれらの「眼差し」は、今ここでそれを分析している研究者にも継承されて内在化しているし、研究者自身が研究という行為を通してそれらの「眼差し」の構築に関与してもいる。 高橋亨(とおる)という学者がいた。京城帝国大学教授として、儒教や仏教など思想・宗教の研究を通して圧倒的な強度の「朝鮮イメージ」を構築した人物である

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    t-kawase 2009/12/15
    記念ブクマ。小倉先生、ありがとうございます。
  • 岩波講座哲学12『性/愛の哲学』(2) - charisの美学日誌

    [読書]  岩波哲学講座・第12巻『性/愛の哲学』(2) 2009年9月刊 (写真は、田村公江氏の別著) 収録論文の田村公江「性の商品化――性の自己決定とは」も力作である。田村論文は、ポルノグラフィーと売買春を扱うもので、「制度としての性の商品化に反対する立場で、・・・制度としての売買春=買春機会を保証する社会のあり方に反対するのが、筆者の立場である。」(p170) ここでは、なぜ売買春は悪いことなのか、その論理を根源的なレベルで構築しようとする田村の議論を見てみたい。田村はまず、現代の日社会が売春に寛容である理由として二つを指摘する(172)。(1)貧困に迫られての悲惨な売春はすでに過去のものとなったという楽観的認識、(2)性は個人的な事柄であり、当事者の自己決定に委ねておけばよいというリベラリズム。この(1)(2)にそれぞれ対応して、売買春を条件付きで肯定する考え方が二つある。 まず

    岩波講座哲学12『性/愛の哲学』(2) - charisの美学日誌
  • 岩波講座哲学12『性/愛の哲学』(1) - charisの美学日誌

    [読書]  岩波講座哲学・第12巻『性/愛の哲学』(1) 2009年9月刊 戦前から続く岩波哲学講座だが、今回、『性/愛の哲学』というテーマの巻が登場した。フロイト、ラカン、フーコー、バトラーなど、20世紀には「性」が哲学のテーマとして前景化し、ジェンダー研究も活性化したことが背景にある。全体を通読した印象では、収録論文はやや玉石混交か。その中では、小泉義之「性・生殖・次世代育成力」が鋭く、また田村公江「性の商品化――性の自己決定とは」も力作だ。観点が違うこの二つの論文の考察はともに、期せずして、"正常で健康な"男女の性愛それ自体が内包する非対称性、不平等性、強制性、暴力性、罪責性、原罪性などに行き着いている。 小泉論文は、そのタイトルが示すように、異性愛、生殖、子育てという論理的には独立でありうる三項が、人類の歴史においては三位一体のものとして扱われ、恐るべき強制力を持ってきたことに焦点

    岩波講座哲学12『性/愛の哲学』(1) - charisの美学日誌
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    t-kawase 2009/12/06
    面白そうだな。この巻だけでも買ってみるか。
  • 西炯子『娚の一生』

    西炯子『娚の一生』 ※ネタバレが多少ありますが、まあたとえ読んでも面白さはかわらないと思います アラフォー男子であるぼくが最近ハマっているのは「枯れ専」漫画である。知らない人のための言っておくと、枯れたおじさんに萌えるという、女性側の欲望が存在するのだ。 男性の脂ぎった性欲、そのような男性から発されるであろうマッチョな性的抑圧に見切りをつけて、そうしたマーケットに向かう女性がいるのである。と訳知り顔に言ってみる。 そんな類の漫画をなぜ中年男であるぼくが読んでいるかといえば、自分が「枯れたおじさん」であるという同一化のもとに、女性にモテる自分を欲望しているからに決まってるじゃありませんか! 私が最もハマっているのは、西炯子『娚の一生』(小学館)である。 三十路を半ばすぎた大手電機メーカー課長である独身女性・堂薗つぐみが、亡くなった田舎の祖母の家を買い取り、そこで年配の大学教授・海江田醇と出会

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    t-kawase 2009/11/22
    よーし、僕も「枯れた男」を目指すぞ~!←根本から間違ってます
  • 季榮薫(イ・ヨンフン)『大韓民国の物語』 - martingale & Brownian motion

    韓国での、韓国史の見直し、の動きは、今も、活発なようだ。 著者は、韓国内に、ずっと続いてきた、反日教育について、その性質の問題を指摘する。 もちろん、著者も、韓国の国民として、ディープなナショナリストであるのだろう。しかし、彼が問題だと思うことは、彼ら韓国人が、国定教科書として学んでいる、韓国史に、嘘、または、誇張、が多いということなのだ。 ここには微妙な問題がある。 著者の議論は、さまざまに動き、さまざまに共感し、揺れる。結局、何が言いたいのであろう。そこには、ある種の、朝鮮がたどってきた、歴史への、いらだち、がある。 著者は、朝鮮の歴史の、二つのアポリアの間で、何度も、ゆれ動く。 一つは、当然、日の侵略、植民地化、である。しかし、この事実が著者に考えこませるのは、日の「支配」についてだけでは「ない」。むしろ、それまでの、朝鮮王朝での、両班による、大衆、の「支配」について、なのだ。

    季榮薫(イ・ヨンフン)『大韓民国の物語』 - martingale & Brownian motion
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    t-kawase 2009/11/16
    参考に。
  • SBクリエイティブ

    SB新書6月の新刊は3タイトル! 試読版も公開中!! 2018年6月のSB新書は、『AI時代の子育て戦略』(成毛 眞 著)、『「発達障害」と言いたがる人たち』(香山 リカ 著)、『飲んではいけない認知症の薬』( 浜 六郎 著)の3タイトル! 試し読み版も公開中です!! >>試し読み版の一覧ページはこちら

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    t-kawase 2009/10/28
    栗原さんの『1968』評。
  • 小熊英二『1968』-紙屋研究所

    ご訪問いただいたお客様へのお知らせ アクセスいただいたWebサービスは提供を終了いたしました。 長年にわたり、多くの皆様にご利用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。 ODNトップページへ

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    t-kawase 2009/09/14
    いつ読めるだろう、この本は。
  • 小橋めぐみ オフィシャルブログ―奇跡のリンゴ

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    t-kawase 2009/09/03
    小橋めぐみちゃんまで・・・。木村さんのりんごはすごいなあ。
  • 『まんまんちゃん、あん。』が描いた日本仏教問題の最深部 - ひじる日々

    寺よ、変われ (岩波新書) 作者: 高橋卓志出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2009/05/20メディア: 新書購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (17件) を見る 高橋卓志『寺よ、変われ』を読んだ。著者は長野県松市浅間温泉にある神宮寺(臨済宗妙心寺派)の住職。地域社会を巻き込みながら、多角的なアプローチで現代における新しい寺の姿を提示し続けている僧侶である。 日の寺は、いまやに死にかけている。形骸化した葬儀・法事のあり方を改めるだけでなく、さまざまな「苦」を抱えて生きる人々を支える拠点となるべきではないか。「いのち」と向き合って幅広い社会活動や文化行事を重ね、地域の高齢者福祉の場づくりにも努めてきた僧侶が、その実践を語り、コンビニの倍、八万余もある寺の変革を訴える。(の扉より) 上田紀行の『がんばれ仏教!asin:4140910046』でも大きく取り上げられ

    『まんまんちゃん、あん。』が描いた日本仏教問題の最深部 - ひじる日々
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    t-kawase 2009/07/24
    現代仏教の置かれた状況を再考するために。
  • マンガ移動計画 - 美徳の不幸 part 2

    昨日、ゼミの打ち上げでもマンガの話で盛り上がったのだが「先生はブログを見るに、いつもマンガを買いまくってますけど、家の棚はどうなっているんですか?」と学生から真っ当な質問。いや、ご想像の通り、自宅も大変なことになっていますよ。書斎には床に直置きしたマンガの山が筍の如く林立しています(「わが家に来た者は、更におぞましきものを見るであろう(クシャナの声で脳内再生)」←「とっくに見ています(談)」)。 というわけで、「場所を非常に取り」「歴史や宗教などに関係するモチーフが読み取れる」良質な作品をセレクトして、少しずつ研究室に入れることに決定(大学研究室も、それほど余裕があるというわけでもないのですが、自宅よりはマシ)。まずは、以下の2作品を持ってきます。 MASTERキートン (1) (ビッグコミックス) 作者: 勝鹿北星出版社/メーカー: 小学館発売日: 1988/11メディア: 新書 ク

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    t-kawase 2009/07/21
    id:kyo_ju、僕は「貸出票」付けているので、借りパクはほぼないです。あと、学術書の方が悔しいに決まっているでしょw
  • 芹沢一也『〈法〉から解放される権力──犯罪、狂気、貧困、そして大正デモクラシー』 - ものろぎや・そりてえる

    芹沢一也『〈法〉から解放される権力──犯罪、狂気、貧困、そして大正デモクラシー』(新曜社、2001年) ミシェル・フーコー的な権力論の視座を通して大正デモクラシーの時代風潮を読み解こうとした刺激的な論考である。書は、統治の対象としての民衆が可視化、直接権力の眼差しにさらされ始めた状況として“大正的な社会”を捉える。 吉野作造の民主義と牧野英一の新派刑法学とが“法からの解放”という点で実は同じロジックをとっていたという指摘に興味が引かれた。吉野の民主義は、民衆の台頭という社会状況を踏まえ、明治憲法に規定された天皇主権を“カッコに括る”(つまり、主権の所在を問わない)ことにより、民衆の意向を汲み上げる政治実践を可能とする理論的基礎を示した。こうした吉野(及び美濃部達吉の天皇機関説)の“カッコ入れ”のロジックに対し、明治憲法を愚直に読んで天皇主権説を主張した上杉慎吉が比較される。 一方、牧

    芹沢一也『〈法〉から解放される権力──犯罪、狂気、貧困、そして大正デモクラシー』 - ものろぎや・そりてえる
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    t-kawase 2009/07/19
    参考に。このブログの人は大変勉強家で、読んでいて身が引き締まる。