普通のかぜに抗生剤や点滴は不要です。でも、患者さんが希望したら?あるいは、不要な薬を処方する医師のほうには問題がないの?(主に)医師の間での雑談。
週刊ポスト(2010年12月3日号)に、『「ホメオパシー叩き」に隠された「統合医療は迷信」の権威主義』という記事が掲載された。ジャーナリスト・国際医療福祉大学大学院教授の黒岩祐治氏による。記事の内容はタイトルから予想できるものだった。「検証 医療とマスコミ」という短期集中連載の第5回で、「私は決してホメオパシー擁護論者ではない」と言いつつも、ホメオパシーに否定的なマスコミ報道を批判している。 誰が「エビデンスのとれないものはすべていかがわしい」と言ったのか? 黒岩氏は、ホメオパシーに「医学的な効果は期待できないと見るのが常識」であることは認めている。科学的根拠がないにも関わらず、ホメオパシーが世界に普及している理由をプラセボ効果に求める。プラセボは有用ではないか、という、ホメオパシー擁護論者がしばしば持ち出す主張を、黒岩氏も行う。 ならばプラセボはいけないのか?少なくとも害にならないのであ
【妊娠中に食べていいもの・わるいもの】 これは、 ツイッターでToteknonさんから紹介された、有名どころのポータルサイトが提供している妊産婦への情報紹介ページです。 さて、どんなものかな・・・と開いてびっくり!厚生労働省が平成18年に策定した『妊産婦のための食生活指針』*1を否定しているとも捉えられても仕方がないような内容が書かれておりました。 さて、何が問題なのでしょう。内容を適宜引用しながらどらねこの見解を示そうと思います。 ■人気があるらしい どうやらこの記事は人気があって、妊娠・出産のカテゴリでは一番読まれているらしいです。gooベビーの読者数は如何ほどかは存じ上げませんが、とらねこ日誌とは比べものにならないというのは間違いないでしょう。 過疎ブログで個人の勝手を述べるのとはワケが違うと思います。そこんとこヨロシクメカキャット*2! ■タイトルが困る 「これは絶対ダメ!」という
下記報道に対するみなさんのはてなブックマークでの反応が完全に間違っていたのでとても気になった。これはみなさんの責任ではなく、報道側の責任である。ひいては残念ながらわれわれ遺伝学者の責任であるとも言える。 http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2767480/6341100 何が間違っているかというと、うつ病の原因と考えられる「遺伝子」を発見したと報道しているのだが、みなさんの反応はうつ病の「遺伝」の原因を発見したと捉えているようなのだ。しかし「遺伝」と「遺伝子」は違う。英語で考えると、遺伝子はgeneだが、親から子へ受け継ぐ遺伝、正しくは「遺伝的継承」はinheritance。違うでしょ?ここで、遺伝学はgeneticsじゃないかと思うかもしれない。しかし親から子へ受け継ぐ遺伝をさしてgeneticsとは言わない。genetics
酒井容疑者、クラブで奇行…衣服を脱ぎ捨て踊り狂いhttp://www.zakzak.co.jp/gei/200908/g2009080724.html 本当にここ最近の押尾学と酒井法子を巡る薬物報道とそのゴタゴタを見ていて吐き気がするほどウンザリしている。こんなにイライラするのはこういったクソなニュースの氾濫が、伊藤英明のマジックマッシュルーム事件と、力士の大麻事件以来続く、この国の民衆の薬物に関する知識の低さと、それから生まれる馬鹿さの表現としか思えないからだ。つまり、厚生労働省の「ダメ、ゼッタイ」政策という愚民育成政策と、たいした被害者もいない薬物汚染を徹底的に槍玉に挙げ、どうでもいい脅威や悪が蔓延っているかのように見せかける手口。そして、それを後援する正義の組織「麻薬・覚醒剤乱用防止センター」に膨大な予算が公営ギャンブルから補助事業費として支出され、天下りやら名目だけのポストになっ
湿潤療法というのがあって、7/24にとくダネ!で紹介されたようです。これは傷を消毒も乾燥もさせずに治すという治療方法です。 傷口を水でしっかり洗って、ラップなりキズパワーパッドなりで覆うと痛みも止まり、しかも早くきれいに治るので、ウチでは数年前から導入してます。子供だと3日もあればとりあえず治ります。 # 実際には表皮の下ではまだ治癒が続いており、完全に元の皮膚に戻るには数週間かかりますが。 何年も前からテレビでも紹介されていたりするのに、乾かさないと治らないという思い込みが強い人が多くて、なかなか広まりませんね。/. の住人の間ではどの程度普及しているもんなんでしょうか。あなたは乾燥消毒派? それとも湿潤非消毒派?
豚インフルエンザ 押谷仁東北大教授「新型インフルエンザではウイルス性肺炎が死因となり、亡くなるのは子どもと20代〜50代の成人という若い世代で、基礎疾患がなくても少数が重症化。日本で死亡例が出るとしたらこれから1カ月後。その時重症者を管理するICUのベッドと人工呼吸器は確実に不足。ウイルス性肺炎でARDS(急性呼吸窮迫症候群)を起こすとほとんど救命できない」@5/20 緊急報告会講演より PCR検査に掛ける規準が曖昧なため、発生数が正確に把握できていない日本。今のところ軽症例だけで済んでおり、見かけ上の発生数は鈍化しているため、 新型インフルエンザは終息する という希望的観測が溢れている。 これは疫学的に正しいのか。過去のどのインフルエンザも、 中心となる爆発的流行期間は4週間 と言われている。日本国内での感染例が報告されてから、まだ4週間経っていない。 WHOのアドバイザーを務める押谷仁
やはり、メディアってのはひどいものだ・・・一人の変わり者の意見を面白いからと言い、対立する意見を持つ者からの意見を聴取せず、公的な、学術的団体の提言を無視して、公序良俗に反する情報を垂れ流す・・・それに追随する一般大衆 それにしても、マスク有用論との比較をせず、一方的に立岡氏の意見のみを採用・・・放送局には、対論を表記する気持ちはないのだろうか? CDCのリコメンデーションをもう一度読み直せ! ・・・ マスコミたちよ! 昨日、自動車運転中で、見ることができず、断片的に、音声だけ聞いていたが、外岡立人氏(マスク予防に科学的根拠がないと発言した外岡立人という元保健所所長 2009-05-10 )が再び、同番組で、マスク不要論をぶち上げたようだ。・・・録画してあるので、再度、確認検証してみるつもりだ。 氏のブログ?を中止しろと“ネット中傷”されたとのべたとのこと・・・だが、9割はマスク不要に対す
ネット上の中傷を恐れた親の意向を受け、川崎市が新型インフル感染疑いの段階で公表していなかったことが分かった。しかし、記者クラブの抗議を受け、市は不適切な対応と認めて謝罪している。やはりネットのせいにしたのが誤りだったのか。 「娘がショックを受け自殺するかもしれない」 生徒がカナダで感染した大阪府立高校は、マスク未着用などで一部からバッシングを受けた。ケースは違うが、今回感染した神奈川県川崎市の女子高校生(16)の母親も、ネット上でのバッシングを恐れたようだ。毎日新聞の2009年5月21日付記事によると、市に対し、「娘がショックを受け自殺するかもしれない」と訴えた。 これに対し、同市は、その意向を尊重。これまでは感染国から帰国の場合は感染疑い例でも公表していたが、今回は、20日午後に疑いが分かった段階で公表せず、深夜になって感染が確定してから公表した。 ところが、共同通信の同日付記事によると
豚インフルエンザ 東京都、神戸の教訓をガン無視 感染第一号発生でも「他の感染者が都内は存在せず、二次感染はあり得ない」というのが東京都の態度 1人すり抜けているなら、他にもすり抜けているという発想は皆無 東京都がここまでおめでたいとは思わなかった。 今回の女子高生は「機内で発症」してるので、都内に他に「感染者はいない」 という判断を下したのである。 NHKより。 東京都 休校・休園は求めず 5月21日 2時10分 東京都は20日夜、幹部を集めた緊急の対策会議を開き、今回のケースでは感染者の行動範囲が狭いことなどから、学校や保育園の休校・休園や集会の自粛は求めないことを決めました。 東京・八王子市に住む女子高校生が新型インフルエンザに感染したことを受けて、東京都は20日午後11時半から「感染症対策本部」の緊急会議を開きました。会議では、まず、今回の感染の状況について担当者から説明がありました
豚インフルエンザ 東京都内で「新型インフルエンザ」が発生しないわけ 都内のある保健所のステキすぎる対応@5/18→「都内第一号」の発表は金曜の東京株式市場取引終了後? 全然「新型インフルエンザ感染者」が出ない都内だけど、こんなやりとりが昨日あったという。 【備えよ】 新型インフルエンザを語る part4スレッドより。 542 :クラ:2009/05/19(火) 02:39:30 ID:FBtgvnil0 18日昼間、東京都のある保健所とのやりとり 医「感染が拡大していますが、海外渡航歴や、神戸、大阪への旅行歴、感染者と思われる者との濃厚接触など無くとも、インフルエンザが強く疑われる症状の患者様がいた場合、発熱外来に紹介したいのですが・・・」 保「渡航歴や旅行、接触が無い患者さんは、普通に診察してください」 医「いやいや、そういうことではなくて。診察した上で、疑いが強かったら紹介したいといっ
誰もいない店内で客を待つマリア・サイマさん=横浜市中区 豚インフルエンザは、日本国内で商いをするメキシコ人にも影を落としている。店の客足が遠のいたり、商品を心配されたり。「関係ないのに……」。ちょっと過剰な反応に、メキシコ人店主たちは心を痛める。 横浜市中区の繁華街にあるメキシコ料理店「ロス・アミーゴス」。静かな店内でマリア・サイマさん(46)が1人、客を待っていた。 この夜の来客は2人。30人が入る店内は先週まで、予約なしでは座れないこともあった。それが豚インフルエンザ問題の発覚後、客足がぱったりと途絶えた。仕方なく、アルバイトも休ませている。 「豚インフルエンザとは何の関係もないのに……」 マリアさんは日本人男性と結婚し、89年に来日。料理などを通して20年間、日本にメキシコの文化を紹介してきた。今回の騒ぎを「ただごとではない」と感じたのは、店の前を通った女性が「メキシコ料理
中国核実験で19万人急死、被害は129万人に 札幌医科大教授が推計 (1/2ページ) 2009.4.30 19:03 中国が東トルキスタンで実施した核実験による被害で同地区のウイグル人ら19万人が急死したほか、急性の放射線障害など甚大な影響を受けた被害者は129万人に達するとの調査結果が札幌医科大学の高田純教授(核防護学)によってまとめられた。被害はシルクロード周辺を訪れた日本人観光客27万人にも及んでいる恐れがある。 5月1日発売の月刊「正論」6月号掲載の「中国共産党が放置するシルクロード核ハザードの恐怖」と題する論文で明らかにした。 高田教授は2002年8月以降、中国の核実験に伴う影響を調査した。高田教授によると、中国の核実験は1996年までに爆発回数で46回。爆発威力や放射線量、気象データや人口密度などをもとに被害を推定した。
雑感460-2009.1.13「環境問題に対する無力感-学生のエッセイ(その2)」 4回目の講義の際の課題 約100名の学部3年の学生を対象にした講義の後に、10分程度でエッセイを書いて出してもらった。1回目と2回目の回答については、雑感455に書いた。4回目の講義では、こういう課題を出した。 中心的な関心は温暖化問題 回答者は約100人。最も悩む問題として、6割くらいの学生が温暖化問題を挙げた。 ・温暖化予測が余りにも不確か、温暖化のリスクがはっきりしない、対策のために何をすべきか分からない、何が効果的か分からない、これだけ努力しても効果が出ないのはそもそも無理ということではないか、本来、こういう地球的レベルの環境問題には解決策はないのではないか(3名)、途上国に削減を強制できない、焼畑農業を悪いとは言えないのではないか、米国が問題だ、などの意見が並んだ。 環境影響は必然で今議論
//次のことをお試しください ページアドレスが正しいかをご確認ください ブラウザの更新ボタンをクリックし、ページの再読み込みをお試しください
首都圏産科崩壊 東京大空襲始まる 自分の足元が燃え始めた朝日とNHKが狼狽して墨東病院を叩こうしている件 そんなに首都圏を焼け野原にしたいのか そもそも総合周産期母子医療センターに不適な人員不足に陥っている墨東病院の指定を解除しなかった都政の怠慢が原因だろう 亡くなられた産婦さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。 こうなることは2006年にはすでに予見されていたことである。首都圏の産科崩壊が確定したのは 共同通信の「横浜焦土作戦」横浜・堀病院ガサ入れの時 からだ。2006年は福島県立大野病院の加藤医師逮捕に始まり、堀病院のガサ入れ、そして 大淀病院産婦死亡事例 と続いた。 2006年12月の段階で、墨東病院の産科がかなり厳しい状況になっていたのは以下の記事の通りだ。 2006-12-06 東京でも産科崩壊の危機 都立墨東病院産科来春閉鎖or周産期医療センター機能停止か? http://i
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く