こんにちは、料理家の樋口直哉です。 料理の中でも、特に論争を生みやすい「肉の焼き方」。高温で焼き固める、低温で肉にストレスをかけず焼き上げる、などネット上でもしばしば議論が交わされます。……が、ロジックとしてはそれほど難しくありません。 大事なのは、他の料理と同様に、温度と時間のコントロールです。 さまざまなルートから山頂にアプローチする山登りと同じく、ステーキも焼き方は数多くあれど、ゴールは「肉の表面に焦げ目をつけながら、目標の中心温度に到達させる」だけです。 今回はよくある疑問に答える形で肉を焼く原則をお伝えします。また、家庭でも入手しやすい「牛肩ロース肉」「豚肩ロース肉」「鶏むね肉」の焼き方を、具体的に解説していきます。 ◆ 解説の前に、料理に対する僕のスタンスを簡単にご紹介しておきます。一般的な料理研究家の仕事は「レシピを考案すること」ですが、僕の仕事は「料理自体を研究する」という
世界中の肉が揃う、由緒ある肉売り場 肉を買おう。 そんな時のファーストチョイスは、麻布十番の日進ワールドデリカテッセン。 なんてったって、あんな肉が欲しい、こんな肉が欲しい、って願いが全部叶うんですよ。 日進ワールドデリカテッセンを経営する日進畜産工業株式会社は、大正5年の創業から今年で104年の老舗です。 非常に長い歴史を持つ、由緒正しいハム会社なのです。 そのスーパーマーケット部門である日進ワールドデリカテッセンは、平成10年にオープン。「世界のお客様に、世界の食品をお届けする」を基本コンセプトに、独自の品揃えをしています。 大使館関係者など近辺で暮らす外国人のお客様も多く、他の店では手に入りにくい世界中の肉や食品を求めて足繁く通うスーパーマーケットなのです。 ただでさえ強力な店なのに、2月13日に拡大リニューアルを完成させ、グランドオープンとなります。 その上、ここには肉のキャリア5
みなさんが普段スーパーなどでステーキ用牛肉を購入する際、どのくらいの値段まで出せるでしょうか?正直お金のない筆者は、普段から徹底して「高くても100gあたり200~400円」までしか出せません。 時には、贅沢に有名レストランで美味しいステーキを食べてみたいと思うものの、お財布的にもなかなか厳しいことが多いです。 しかし、誰でもできる簡単な手順で、特売品のお肉が有名店レベルのステーキに生まれ変わります。筆者はこちらの方法で、週末はときどき贅沢なディナーを楽しんでいます。 知人の凄腕シェフ監修のオリジナルレシピです。最近、お肉系のレシピ記事が良く上がっているので筆者も参考にさせていただいていますが、今回皆さんにもお勧めしたい自信作として公開します。ぜひ、ご自宅で試してみてください! 今回のレシピを公開した経緯 上記のように、高級レストランに頻繁に通うお金はない、しかし特売のパッサパサのお肉には
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