昔はカリカリという言葉は主にメカチューンで使われてました。 パワーを上げる為にエンジン内部を弄るのですが、 極限まで圧縮比を上げて、ピークパワーとレスポンスを 得る場合に、点火時期をノッキング寸前まで早めていく ケースが多かったのです。 そこから転じてノッキング音(カリカリ音)が聞こえるぐらいに 手を入れるエンジンチューンをカリカリと言うようになった らしいです。 昔は、ターボが少なかった事と、メカチューンで勝負する のが多かったのを覚えています。 燃焼室をアルゴン溶接で埋めたり、薄いメタルガスケットで 圧縮比を高めたりする事で少しでもパワーを得たいと考える フルチューンも多く見られ、カリカリにチューンした エンジンは圧縮比が高くセルモーターも回りにくい程でした。 圧縮比を高めたエンジンが始動する時に、数回の重い クランキングの後に、弾ける様なエンジンのかかり方 をしたのを今でも覚えていま