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ブックマーク / blogs.itmedia.co.jp/natsume (4)

  • 映画『風立ちぬ』:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    http://kazetachinu.jp/ 観ました。 けっこう長い映画なのに、感じませんでした。娯楽作としてよくできているということでしょう。「感動」もするし、涙ぐむ場面もあります。そして、そのこと自体に戸惑い、批判的になってしまう人もいるでしょうが、それもおそらくは宮崎監督の狙いだろうか、と思います。ある時期以降、素直に作品を楽しむだけでは終わらず、なぜかその背後などを考えてしまう作品を作るのが、この監督の「作家性」みたいなところがありますから。宮崎アニメの蓄積が、観る層をそうさせてしまうところも、もちろんありますけど。 あ、庵野秀明の声は、意外と、という以上によかったです。まあ、少年時の声からすると、いささか声変わりがひどすぎる気はしますが(笑)。 一言でいえば、宮崎監督が自分の矛盾として意識してきたことを、はっきりと、もっとも矛盾としてわかりやすく見せた映画、ということかもしれま

    映画『風立ちぬ』:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
    t0mori
    t0mori 2013/08/14
    房之介さんらしい文化史観から見た良い論評。僕も何より驚愕なのは、この分かり難く批判的でどこか怒りを伴う映画に、たくさんの人がひっきりなしに足を運んでると言う事実だったり。
  • メビウスさん亡くなる:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    昨夜、知り合いの方からメールをもらいました。BDの巨匠、メビウス(ジャン・ジロー)さんが亡くなったと・・・。驚きました。そのときは確認が取れなかったのですが、今朝、あちこちから報告が入りました。パリ時間の10日朝だそうです。 数年前にお会いしたときも、調子はよくないんだとおっしゃっていたが。「太極拳はやってますか?」と聞いたら「今はやってない」というので「また始めるべきですよ」と軽くいうと「そうだね」と答えられていた。もちろん、ただの社交辞令だったが、じつは相当大変だったのかもしれない。でも、日にきてくれたんですね。ありがとう、メビウス。ご冥福をお祈りします。 http://animeanime.jp/news/archives/2012/03/bd_21.html http://d.hatena.ne.jp/izumino/20120311/p1 http://frenchcodebl

    メビウスさん亡くなる:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
    t0mori
    t0mori 2012/03/11
    また一つ、偉大な魂が天に召された。
  • 「夏目漱石財団」なるものについて:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    最近、僕のところに「夏目漱石財団」なるものを設立したので協力してくれとの手紙が届いた。一部の親族が関わっているらしいが、僕の連絡した親族たちは困惑し、いささかうんざりしている。放置しておくと混乱も予想されるので、急きょ相談の上以下のような文書を報道機関、出版社、博物館などに送付した。各方面に周知し、良識的な判断を望みたい。 2009.7.12   夏目房之介 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ みなさま いつもお世話になっております。 このたびは、漱石長男純一の息子・夏目房之介として、夏目漱石に関連することでお知らせがございます。 年6月17日付で私のもとに「夏目漱石財団」設立の知らせ及び協力要請の手紙と、一般財団登記の事項説明書コピーが送られてきました(同様のものが漱石長女筆子の娘・半藤末利子宛にも送付)。それによると設立は年4月1日。 同財団の

    「夏目漱石財団」なるものについて:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
    t0mori
    t0mori 2009/07/11
    房之助さんがこの立場なのは知っていたが、改めて感心。この潔さは本来の日本人の美意識だと思う。
  • 内田樹と矢作俊彦:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    URLを文字にはりつける操作が前と違うので、「リンクの挿入」というのを試してみようと。で、最近読んだ「内田樹の研究室 みんなまとめて、面倒みよう - Je m'occupe de tout en bloc」より、引用。ちなみに「みんなまとめて・・・・」はクレイジー・キャッツの植木等の歌からだね。 http://blog.tatsuru.com/ 08月11日 「姉ちゃん、次にいい男をみつけたら・・・」より 〈矢作俊彦は私と同学齢の書き手でメディアに登場した最初の人であった。 私は同世代を代表する書き手を得たことに歓喜し、同時にこの早熟の才能にはげしく嫉妬した。 それから37年間、矢作俊彦は私のもっとも偏愛する作家であり続けている。〉 内田さんは僕と同年で、つまり矢作俊彦もそうなんだね。そして、ここに書かれていることは、僕もまったく同じなのだった。 もっとも、米「MAD」風の「革命的」パロデ

    内田樹と矢作俊彦:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
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