結論:健康を害するほどつまらない 観てから数時間、何であんなもん観に行ったんだろうと酷い虚脱感に襲われました。ご飯を食べて元気になるまでは鬱だ死のう状態。この映画は軽い気持ちで観に行ってはいけません。うっかりすると帰りの電車に飛び込みたくなります。 観ている間は「ライブドア」「亀田」という言葉が何度も頭に浮かびました。やはり今はこういう、ビッグネームを騙ったまがい物商法が大手を振るう時代なんですね。「この視聴率を稼いだのは誰だと思ってるんだ」と凄む協栄ジムの金平会長と「宮崎吾郎で百億稼ぐぞガハハハハ」と高笑いする鈴木Pが頭の中で何度もだぶって見えました。思いついたんですが、ゲド戦記のDVD映像特典には亀田興毅の世界チャンピオン戦を入れてはどうでしょうか。同時代性を象徴する優れた歴史的資料になると思います。 この映画は「一時間」というのがキーワードのようですね。宮崎駿は一時間で観るのをやめ、