信じられないかもしれませんが、あの映画とかあの映画とか、漫画・アニメの原作つきダメ映画にだまされたかたは特に信じられないかもしれませんが、 すげぇよかった。 妻夫木聡の過去作品映画を探してみたくなるぐらい。彼に限らずどの役者も最高の演技で、どろろが刀を捨てるところとか、エンディングのあれとか、もう泣けます(いい意味で)。 ちなみに、「やおい脳」をお持ちのかたは、どろろを男性変換して見るとさらに楽しめます。 しかし、原作の手塚治虫先生の「戦争体験に基づく、いい意味での反戦映画」なんだよなぁ、これ、一応。 『ゲド戦記』見て、(悪い意味で)泣けたかたには、特におすすめです。 ちなみに、どろろが百鬼丸に名前を聞く(それまではまぁ本当の名前はないわけですが)シーンの、「あなたのお名前何てぇの?」というのは、トニー谷という芸人が「アベック歌合戦」というTV番組で使ったギャグで、原作の『どろろ』連載当時