「要改善箇所はいっぱい。でもどこから手をつければいいんだろう。」 本日は、そんなデータ解析駆け出し時にありがちな疑問を手軽に解決する、PIESフレームワークをご紹介します。 PIESフレームワークは、要改善箇所の優先順位を付ける為のフレームワークです。 一見するとどれも重要で、優先度が見極めづらい要改善箇所の数々を、手軽に順位付け出来るのがこのフレームワークの魅力です。 PIESは、Potential、Importance、Ease、Scoreの頭文字を組み合わせた造語であり、改善箇所の優先順位は、P、I、Eのそれぞれを1~10段階評価した際の和にあたるSの大きさによって決められます。(最低値は3、最高値は30) それぞれの要素がどのような意味を持つのか、早速見ていきましょう。 P for Potential PIESフレームワークのPは、Potential(可能性・潜在性)を表しています