小池百合子防衛相(衆院東京10区)が環境相時代、同省主催の国際シンポジウムを随意契約で受注した企業から百万円の献金を受け取っていたことがわかりました。献金は、一昨年の総選挙の公示直前で、公職選挙法違反の疑いがあります。 献金していたのは、官公庁の国際会議などのコンベンション業務を数多く手がけている「コングレ」(大阪市、資本金九千九百万円)。 小池氏が支部長を務める「自民党東京都第十選挙区支部」の政治資金収支報告書(〇五年)によると、小泉内閣の「郵政解散」にともなう総選挙の公示四日前の八月二十六日に、コングレ社から百万円の献金を受け取っています。 コングレ社は、〇五年度、環境省主催の環境ホルモンに関するシンポジウム「化学物質の内分泌かく乱作用に関する国際シンポジウム開催業務」(五千四百六十万円)を随意契約で受注しています。このため、〇五年八月の献金は、公共事業受注企業からの「選挙に関する」寄