保守思想は、国家主義と自由主義の圧力から伝統的価値観を墨守する中道である。仏教、神道に立脚した脱近代を志向する時期がきている。個人益ブログ、メモ帳です。 冷戦崩壊前後以降の日本の政治を混乱させた人間に、小沢一郎が居る。自民党最大派閥経世会(田中派)のドン金丸信の寵愛を欲しいままにした男である。小沢一郎が旋風を引き起こした90年代前半の実績を中心に追いかけてみたい。 嘗て、小沢一郎は、金丸信と共に、日米構造協議に同意して、日本経済を米国に売り飛ばした。米国からの年次改革要望書は、これによって誕生している。苛烈な自由主義政策推進者である小沢一郎は、「米国への市場開放(竹下政権小沢一郎官房長官の通信協定が有名)」を行い、見返りの献金やリベートを集め、それをばらまく事で集票・組織を作ってきた、と言われている。米国と小沢一郎の癒着(それと、小沢一郎の作った政党交付金制度)が、日本の金権政治の腐敗を