YamaguchiJiro.comに興味深いことが書いてありましたので、ソースに当たること二しました。 「今日、大きな政府の力で勝ち組から重い税を取り、それを負け組に再分配するという結果の平等という思想は、負け組みを含めて人気がないようである」という認識は、私も持っておりました。それは認めるにしても、「しかし、健全で活力ある社会を維持するためには、機会の平等を確保することは絶対に必要である」ということもまた譲れないという点で、共感いたしました。 この後に重要なことが書いてあります。「財務大臣の諮問機関、財政制度審議会が提出した『平成一八年度予算編成等に関する建議』では、歳出削減の一環として育英事業の抑制が明記されている」ということは、奨学金制度などを縮小するという提言だと思います。えーっ、それは逆じゃないのですかということで、原典に当たってみることにしました。 全体はものすごく長いので、今