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文化に関するt2taroのブックマーク (31)

  • 裸体とはじらいの文化史―文明化の過程の神話 - 情報考学 Passion For The Future

    ・裸体とはじらいの文化史―文明化の過程の神話 大変にユニークであり中身も濃く、面白い。5つ星の。 人類のはじらいの文化は、野蛮から文明化社会へ、不作法から洗練へ向かったという一般的な見方(ノルベルト・エリアスの文明論に代表される)を真っ向から否定する研究書。原始社会の人々は裸体や排泄する姿を人前に晒すことに恥を感じない野蛮な社会だったというのは根拠がないウソであるという。むしろ原始社会と言われる社会の方が恥の感性は発達しており、裸体の社会的管理も厳格だったりするのである。 全裸で暮らす≪未開の≫部族は、一見、裸に対して羞恥心を持たないかのように思えるが、実は彼らはお互いの裸体を見ないように暮らしているのだ。うっかり男性自身を硬直させないよう女性に近づかないように心掛ける。もし少女の陰部をみつめたりすればその親に報復されたり、村から追放される厳しいルールがある、などということが解説されてい

  • 小笠原流礼法で強くなる日本人の身体 - 情報考学 Passion For The Future

    ・小笠原流礼法で強くなる日人の身体 800年続く武家作法、小笠原流礼法宗家が書いた日人のための身体づかい論。 正しい障子や襖の開け方ってご存じだろうか。 「引き手に両手を添えて開けることが正しいマナーだと思っていませんか。ところが体の働きや物の機能を考えれば、両手で開けることは理にかなっていないことだとわかります。 引き戸である襖を左から右へ開ける際に、両手で開けようとすると、引き始めでは右手の上腕部の筋力を使い、体の中央を過ぎると、逆に左手の上腕部の筋力を使うことになります。 すると襖には斜めに曲がった力が加わり、しだいに襖はゆがんでしまいます。 まずは左手で襖を開け、体の正面で手を替えて、右手で開くというのが、腕の筋肉に沿った無駄のない動きであり、物を大切にする所作でもあるわけです。 これが古来の作法と形式的なマナーやエチケットとの違いです。」 というように、特に日家屋や日的な

  • 中空構造日本の深層 - 情報考学 Passion For The Future

    ・中空構造日の深層 元文化庁長官の心理学者 河合隼雄の論考。もはや古典。日の神話、昔話の分析を通して日人の深層構造を理論化した。 1 アメノミナカヌシとタカミムスヒとカミムスヒの、アメノミナカヌシ 2 アマテラスとツクヨミとスサノオの、ツクヨミ 3 ホデリとホスセリとホオリの、ホスセリ 古事記にはそれぞれ3柱がセットで生まれてきたのに、その後の神話にほとんど登場しない影の薄い神がいる。たとえばアメノミナカヌシは漢字で書くと天之御中主であり、まさに世界の中心に位置する重要な神のはずなのに、その他の二柱と違って、古事記冒頭の記述以降はちっとも出てこない。アマテラス(太陽神)、ツクヨミ(月神)、スサノオ(海神)の組では、多くの文化で太陽神と月神はセットで活躍するのに、日神話ではツクヨミの登場場面はほとんどない。ホデリは海幸、ホオリは山幸で有名な兄弟の争いの物語があるのに、一緒に生まれたホ

  • 誰も知らない 世界と日本のまちがい/松岡正剛: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 水村美苗さんの『日語が亡びるとき―英語の世紀の中で』がネット界隈で話題となっています(こちらやこちらで)。水村美苗さんのは10年くらい前に『続 明暗』や『私小説 from left to right 』といった小説を読みましたが、その後、すっかりご無沙汰になっていましたが、これだけ必読と言われれば読まない方がおかしいと感じたので購入しました。 それこそ、昔、英語と日語が入り混じる形で著された『私小説 from left to right 』を読んだ僕としては、ここで書かれていることが、おそらく「質の劣化と文脈からの逸脱」や「勤労・勤勉が可能な社会」で書いてきた僕自身の問題の系とも重なる問題だとも感じたので。 中国文化圏→天下→日国まだ読んでいないのでどう書かれている

  • 404 not found

    https://www.designboom.com The post 404 not found appeared first on designboom | architecture & design magazine.

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    t2taro
    t2taro 2008/10/26
    [アート/美術/芸術]
  • 殺陣、藁の真剣斬り、VIPルームで競馬…外国人旅行者向けの「インバウンドツアー」がすごい! - 日経トレンディネット

    最近、街なかで外国人観光客を目にする機会が急激に増えていると実感している人も多いのではないだろうか。 2002~2003年当時、日を訪れる外国人旅行者数は年間約500万人程度。海外旅行に行く日人は約1500万人以上と約3倍の差があった。そこで、当時の小泉首相が“観光立国”を唱え、外国人観光客を2010年までに1000万人に増やすと目標を表明。日政府観光局(JNTO)が中心となって行っている「VISIT JAPANキャンペーン」の成果などもあり、2006年は約733万人、2007年は約834万人と伸びている。 そんななか、外国人旅行者を対象とした国内ツアー「インバウンドツアー」に力を入れる旅行会社が増えてきた。(インバウンドとは「外から中に入り込んでいくこと」で、旅行業界では「日を訪れる外国人旅行者」という意味で使われている)。 インバウンドツアーは、旅行会社が交通機関やホテル、観光

    殺陣、藁の真剣斬り、VIPルームで競馬…外国人旅行者向けの「インバウンドツアー」がすごい! - 日経トレンディネット
  • 「痛車」~自動車界に登場した超新星:日経ビジネスオンライン

    今回はカスタムカー(改造車)の世界をご案内いたしましょう。改造車両と聞いて読者の皆さんは何をイメージされるでしょうか。私の世代ならトラック野郎の「デコトラ」とか暴走族の「シャコタン」などが浮かんできます。 派手にデコレーションした目立つ車で爆走するシーン。アウトローとか任侠とかいうような少しお近づきにはなりたくない反社会的なイメージがある一方で、漢(おとこ)らしさとか反骨の美学というちょっと憧れてしまう側面もあります。いずれにしても、あのエネルギッシュな感覚はいまどきの若者という感じではなく、もはやセピア色な昭和カルチャーという位置づけでしょうか。 今回のコラムは、多彩な日のカスタムカーの世界を追い続けてきた芸文社の編集者の方々にお話を伺いながら、いまどきのカスタム車両の世界を考えてみたいと思います。芸文社は、デコトラなどが全盛期だった1970年代から様々なジャンルで興っては消えていった

    「痛車」~自動車界に登場した超新星:日経ビジネスオンライン
  • 【明解要解】中国語を支える日本語 (1/2ページ) - MSN産経ニュース

    ■外来語の1割が日からの“輸入” 「中華人民共和国 共産党一党独裁政権 高級幹部指導社会主義市場経済−という中国語は中華以外すべて日製(語)なのをご存じですか」−。東京都台東区の中国語講師、劉美香さん(51)からこんなお便りをいただいた。産経新聞の「朝の詩」と「産経抄」を教材に毎日、音読と書き写しで日語を磨くという劉さん、「明治時代の日人が、欧米の学問を漢字で翻訳してくれたから、当時の中国は世界を理解できた。平仮名や片仮名に翻訳されていたら今ごろ、中国はどうなっていたでしょうね」。(特集部 押田雅治) 中国語には約1万語の外来語があり、その大半が「仏陀(ぶっだ)」や「菩薩(ぼさつ)」「葡萄(ぶどう)」「琵琶」などインドやイランなど、西域から入った言葉といわれている。 その残り1割、1000語余が清朝末期以降、日から取り入れた言葉で、社会科学や自然科学などの学術用語の約7割が、英語

  • http://blog.nikkeibp.co.jp/nd/chief-editor/2008/07/182255.shtml

    t2taro
    t2taro 2008/07/03
    [意見/所感]
  • 「一枚岩文化」では、世界で勝てない:日経ビジネスオンライン

    ジョン・ウェルス(John R. Wells)氏 英オックスフォード大学で物理学を専攻し、卒業後に欧州原子核研究機構(CERN)、英蘭ユニリーバを経た後1979年、ハーバード大学経営大学院修士号(MBA)取得。ボストンコンサルティンググループで2年働いた後、同大学院の教授陣に加わり、1984年、経営学博士号(DBA)を取得、同大学院助教授に就任。86年米モニターグループの欧州子会社代表取締役、94年ペプシコ・ヨーロッパのスナック菓子部門最高財務責任者(CFO)など主に財務部門で数々の要職を歴任し、2002年からハーバード大学経営大学院教授。2008年春、スイスの経営開発国際研究所(IMD)学長に就任。 (写真:花井 智子) スイス・ローザンヌにあるビジネススクールのIMDは、年に1度、「世界競争力ランキング」を発表しています。55カ国・地域における4分野、331項目の統計や聞き取り調査を集

    「一枚岩文化」では、世界で勝てない:日経ビジネスオンライン
    t2taro
    t2taro 2008/06/23
    [問題/障害]
  • マンガ脳 - 内田樹の研究室

    大学院で「マンガ」の話をする。 日語と日の宗教の「辺境性」についてのプレゼンテーションだったのだが、いつのまにか「日人の脳」の話から、マンガの話になってしまった。 日語は「漢字とかなを混ぜて書く」言語である。 漢字は表意文字であり、かなは表音文字である。 この二つを脳は並行処理している。 アルファベットは表音文字であるから、欧米語話者はそんな面倒なことはしない。 けれども、そのせいで変わったことが起きる。 表意文字は「図像」であり、表音文字は「音声」であるから、これを記号処理する脳の部位は当然違う。 失読症というのは、脳の疾患によって文字が読めなくなる症状である。 欧米語話者は失読症になると、まったく文字が読めなくなる。 しかるに、日語話者は二種類の病態をとる。 漢字が読めなくなって、かなだけが読める症状と、かなが読めなくなって、漢字だけが読める症状である。 それから、漢字を読ん

  • プロダクトから世界遺産まで──ノルウェーで見たリベラリズムの系譜:日経ビジネスオンライン

    4月下旬、ノルウェーに出掛けた。 行程は、ベルゲンを皮切りにノルウェー海を北上してオーレスンへ、そして世界遺産のガイランゲルフィヨルド、ブリスクダール氷河、ネーロイフィヨルドを経て南下。観光路線で有名なフロム鉄道でミュールダールに行き、ハダンゲルフィヨルドを経て、ロフトフースから東南に向かい最終地の首都オスロへ……、という総移動距離約1000キロの旅程。 移動のバスや船、鉄道の窓から、緑の山を縫って流れる小川のそばに、木立に隠れるように切屋根の小屋が建っているのが見える。小規模水力発電所だ。小屋の周辺をよく見ると、景観に配慮した木製の電柱がひっそりと並び、これまた目立たぬように配慮された電線が緑の中に潜んで山の麓に向かっている。 ノルウェーでは、2002年に小水力発電促進プログラム(*1)が導入されて以来事業者が増え、その成果あって国内の消費電力のほぼ100%を水力発電で賄えている。まさ

    プロダクトから世界遺産まで──ノルウェーで見たリベラリズムの系譜:日経ビジネスオンライン
  • 日本文化の模倣と創造―オリジナリティとは何か - 情報考学 Passion For The Future

    ・日文化の模倣と創造―オリジナリティとは何か コンテンツビジネスに関わるすべての人が一読の価値ありの名著。 日と世界の文化史における模倣と創造の関係を多面的に検証し、ものまねではないオリジナリティの追究という幻想を打ち壊す。歴史を振り返ってみれば、ものまねこそクリエイティティの源泉だったのである。 冒頭で紹介されている、類似したものを選ばせる認知実験の結果が興味深い。異なる観点で似ているものを指摘させた場合、西洋人は形状的な特徴の類似を重視する人が多いのに対して、日人は色彩・素材・質感・肌ざわりなど非形状的な特徴に着目する人が多いという結果が出ている。 「この傾向は、一見似ても似つかないもののあいだに類似点を発見する能力、すなわち「見立て」につながる。日で「見立て」の文化が華開いたのは、案外、日語が持つ文法構造のせいなのかもしれない。」 こうした類似性の認知能力をベースにした模倣

  • 二十四節気を言葉と写真で綴った「言の葉草」: DesignWorks Archive

  • Passion For The Future: 愛の空間

    愛の空間 スポンサード リンク ・愛の空間 大変面白い。日独特の文化である「性行為専用空間」の歴史学。井上章一が10年がかりで書いた傑作。好事家もここまで極めると新学問の開祖といってもよさそう。 敗戦後の時期、皇居前広場は男女の屋外セックスの盛り場だったという衝撃の事実の解説から第一章が始まる。旅館やホテルが空襲で焼かれて性行為の屋内空間の確保が難しく、庶民にもお金がなかったために、当時の若い男女は夜になると皇居前広場で抱き合っていた。朝日新聞には「いっそ都がアベック専用の公園をつくって入場料をとれば、皇居前なども荒らされず、アベックも気がねなくてよかろう。」などという意見が記事になったそうである。 「待合」「蕎麦屋の二階」「円宿」「ラブホテル」など明治から現代までの性行為専用空間の変遷を、メディアの記録や文学の記述を丹念に追うことで検証していく。野山での開放的な交接スタイルから、閉じら

  • designboom | architecture & design magazine

  • 世の中のリアルを速く正しく- BCN+R

    暮らし 2022/10/01 18:30 簡単操作の遺伝子検査を実現、大学発ベンチャーが海外の診断薬メーカーと共同開発

    世の中のリアルを速く正しく- BCN+R
  • Passion For The Future: 日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか

    人はなぜキツネにだまされなくなったのか スポンサード リンク ・日人はなぜキツネにだまされなくなったのか 斬新な切り口でまっとうな歴史哲学を語る。 著者の調べによると日全国で1965年ごろを境に、キツネにばかされたという話が発生しなくなったのだという。当にキツネが人を化かしていたのか、その話をみんなが信じていたのか、という問題はともかく、そのような話が出なくなったことは歴史的な事実である。 高度経済成長に伴う変化の中で、日人は知性でとらえられるものを重視するようになった。同時に知性によってとらえられないものはつかめなくなったということでもある。 このでとても気になった一節がある。かつての村社会における情報流通についての説明である。 「人間を介して情報が伝えられている間は、情報の伝達には時間が必要だった。大事な情報は急いで伝えられただろうが、さほど急がなくてもよい日常世界の情

  • 変化と固定化:日本に期待されていること: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 変化する動きそのものを重視するか、固定化されたモノそのものを重視するか。 ここ最近のエントリー、 「自分探し」より大事なのは「もう一人の自分」をみつけること意味を超えたところにある何か不確実な世界の変化を受け入れる敏感さ庭と日人/上田篤 で書いてきた日古来のモノの見方には、そのことが大きく関わっていると思います。 「意味を超えたところにある何か」で引用した養老孟司さんの言葉にあるように「生き物は二度と同じ状態にあることはなく、反対に表現は決して変化しない」のであって、このいずれ-同じ状態にあることなく変化し続ける生物・自然か、人間によってコントロール可能な形に固定化された人工物か-に価値をおくか=畏れるかは、人びとの思想を形づくるうえで重要な岐路となりえます。 その岐路

    t2taro
    t2taro 2008/02/23
    [マインド/フィロソフィ]
  • 外国人の目に映った「奥の細道」:日経ビジネスオンライン

    詩趣あふれる紀行文『奥の細道』で世界中の読者を魅了してきた俳人・松尾芭蕉。『ナショナル ジオグラフィック日版』2月号では、米国人の紀行作家ハワード・ノーマン氏と日系3世の写真家マイケル・ヤマシタが、その足跡をたどった興味深いレポートを紹介した。 外国人の目に映った芭蕉の世界とは、どんなものなのだろうか? 「日々旅にして、旅を栖とす――俳人・松尾芭蕉は『奥の細道』の冒頭にこう記している。 この言葉をかみしめながら、私は今、後に俳聖とうたわれた芭蕉が1689年に踏破した、2400キロメートルの旅路をたどる準備を進めている。そして実のところ、この旅に臨むにあたって一抹の不安も感じている」と紀行作家のハワード・ノーマン氏はそう話を起こす。 ノーマン氏はかつて、京都で生まれ育った言語学者のヘレン・タニザキ氏にこう教わったという。「学校のクラスメートはみんな、芭蕉の句なら1つや2つは暗唱できたもの」

    外国人の目に映った「奥の細道」:日経ビジネスオンライン