日本の国債はすべて国内で消化されているから大丈夫、国債は国民が保有しているわけだから、国債は国民にとって資産であり、借金ではない、という話が最近は流行っている。このあたり、もう少し細かく見ていこうと思う。 国債は誰が持っているのだろう?とりあえず私は持っていない。私と同じ、あまり裕福とは言えない人は国債を持っていないだろう。国債を持ってい人は、たとえ民間人であったとしてもごく一部のお金持ち。その人たちにとって国債は資産だろう。しかし国債を持たないほとんどの国民にとっては? 商品か、サービスか、あるいは税金の形で国債発行分を支払わなければならない。つまり、ほとんどの国民にとって借金。国債を保有している特殊な人だけにとって、資産。 国債を保有していないほとんどの国民にとって、国債は知らぬ間に背負わされた借金。 では、国債は誰が保有しているのだろう?ほとんどの国民は、国債を全く保有していない。し
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