就職活動シーズン真っ盛りの今、企業各社が就活中の女子学生への「アピール合戦」を加速させている。 日用品大手のユニ・チャームはこのほど、出産予定の女性内定者に対して最長で30歳まで内定資格を保有できる制度を、2015年度新卒採用よりスタートさせると決定。また生命保険大手の第一生命保険は、4月1日付で62人の女性社員を管理職に登用する人事を発表した。 世界の有名企業を見渡せば、米ヤフーのマリッサ・メイヤーCEO(最高経営責任者)、米ゼネラル・モーターズのメアリー・バーラCEO、米IBMのバージニア・ロメッティCEOなど、女性が経営トップの例は珍しくない。男性中心だった日本企業もここへきて、遅ればせながら女性の採用・活用を積極化させているというわけだ。 そうした中で、企業の人事担当者の間で、「禁断の書」(自動車部品系メーカー人事部社員)と呼ばれる資料が話題になっている。 内閣府男女共同参画局が開
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