香港で開かれた世界最大級の時計フェア(2011年9月7日撮影、資料写真)。(c)AFP/LAURENT FIEVET 【1月20日 AFP】国際電気通信連合(International Telecommunication Union、ITU)は19日、スイス・ジュネーブ(Geneva)で会合を開き、「うるう秒」の廃止にはさらなる調査が必要だとして決定を延期した。 うるう秒は太陽と月の引力で遅くなる地球の自転速度と、原子時計の時刻とのわずかな差異を調整するため、原子時計に挿入する1秒。同連合はこれまで40年間、このうるう秒で「協定世界時(Universal Coordinated Time、UTC)」の調整を行ってきた。 だが1秒調整するたびに、コンピューターに登録されている時間を手動で変更する必要が生じ、費用がかさむうえにエラーの発生リスクも高まる。 専門家によると、うるう秒が廃止されれば