理化学研究所理事長・野依良治氏 創造力は“強い頭”で北海道大名誉教授・鈴木章氏 希望の獲得は自分で 今年のノーベル化学賞を受賞する鈴木章・北海道大名誉教授(80)が14日、2001(平成13)年に同賞を受けた野依良治・理化学研究所理事長(72)と産経新聞東京本社(東京都千代田区)で対談した。有機化学の研究者として40年来の交流がある両氏は、日本の科学技術が置かれた現状や将来への展望などについて活発な議論を展開した。司会・論説委員 長辻象平 ◇ −−現代の世界は、地球温暖化や化石燃料の枯渇などの諸問題に直面し、大きく変わろうとしています。科学と化学の果たす役割は何でしょうか 鈴木「科学や技術の進歩がなければ人類の将来はない。石油はまだ枯渇しないが、有限であることに変わりはない。化石燃料に変わるエネルギーとして原子力が注目されているが、最終的には炭酸ガス(二
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く