白熱した議論が交わされた教員の多忙化をテーマにした「ROJE五月祭教育フォーラム2018」が5月20日、東京大学五月祭で開かれた。本郷キャンパスの会場には800人を超える参加があり、関心の高さをうかがわせた。 教育研究家の妹尾昌俊氏(本紙特任解説委員)は講演で、多忙化の原因について「世間も保護者も政治家も教育行政も、学校に期待し過ぎている」と問題提起した。教員を何でもできる完璧な人間と捉え、限度を超える業務量を課している現状を考え直す必要があると述べた。同時に学校内では必要な業務の選別が行われておらず、上乗せされ続けていると指摘。「『やった方が子供のため』と考えれば仕事は増える一方だ。教育は効率性だけで成り立つものではないが、かける時間や生産性への意識があまりにも低い」と警鐘を鳴らした。 内田良名古屋大学大学院准教授はサステナブル(持続可能)な部活動の在り方について講演。部活動は制度設計の
お使いのInternet Explorerは古いバージョンのため、正しく表示されない可能性があります。最新のバージョンにアップデートするか、別のブラウザーからご利用ください。 Internet Explorerのアップデートについて 広島県内の公立の小中学校など35校で、教員が決められた人数に達していない「欠員」の状態にあることがわかりました。 呉市では4月、授業を受けられない生徒がいた中学校もありました。 広島県教育委員会によりますと、県内の公立小中学校などを対象に調査した結果、35の学校であわせて38人が欠員状態になっているということです。 その内訳は非常勤講師が12人、臨時採用の教員が26人です。 このうち呉市の吉浦中学校では、1年生の国語と2年生の理科で必要な教員を確保できず、あわせて4クラス101人が4月分の授業を受けられませんでした。 5月からは、ほかの学年の教員が授業を行って
みなさんは全国学力・学習状況調査を知っていますか? 年に1回、小学6年生・中学3年生を対象に実施される全国学力・学習状況調査です。 子供たちの学力向上のために実施される調査ですが、全国学力・学習状況調査には多額の費用(税金)が投入されているのをしっていますか? これを見て、多額の費用(税金)が使われる全国学力・学習状況調査が本当に必要なのかをあなたも考えてみてください。 全国学力・学習状況調査とは そもそもなんのために全国学力・学習状況調査が実施されるのか? ゆとり教育やってたら世界的にみて日本の学力がめっちゃ低下してきてやばいじゃん。どうにかするために、とりあえず今がどんな状況か調査した方がよくね? ということで、2007年4月に第1回目が実施されました。 ※1961年から1964年までの4年間実施していたことがあります。 調査して、現状を把握、そして改善をする。 本当に改善されてるんで
つい先日感じたもやっとしたことについて。 小学生の娘の学年が上がり、担任の先生も1年生の頃とは変わりました。1年生の頃の先生がクラス運営の上手な人で、「持ちあがってくれないかな」と淡い期待を抱いていた訳ですが、その望みは叶わなかったということで……。 そうなると親として勝手なもので「次はどんな先生なんだろう?」と心配してしまいます。特にうちの娘は1年の1学期、小学校の給食に適応するのが大変そうだったのでその点について今の先生と前の先生の違いについてさりげなく聞いてみました。 私:「給食って残しても良いの?」 娘:「最初に半分減らしても良いけど、後から残すのはダメ。あとはねぇ~時間内に全員が食べ終わればクラスみんなにご褒美シールが貰えるんだよ」 最初に半分減らす←分かる、後から残すのはダメ←分かる、時間内に全員食べ終わればシール←!? 人によっては全然OKなんでしょうが、『全員』というところ
朝日新聞社とベネッセ教育総合研究所が共同で実施する「学校教育に対する保護者の意識調査」の結果が4日、まとまった。全国の公立小中学校の保護者7400人に聞いたところ、教育格差について「当然だ」「やむをえない」と答えた人は62・3%となり、4回の調査で初めて6割を超えた。また、子どもの通う学校への満足度は83・8%で、過去最高となった。 調査では「所得の多い家庭の子どものほうが、よりよい教育を受けられる傾向」について「当然だ」「やむをえない」「問題だ」の3択で尋ねた。 「当然だ」と答えた人は9・7%で、2013年の前回調査の6・3%から3ポイント以上増えた。1回目の04年、2回目の08年(ともに3・9%)からは6ポイント近い増加だった。また、「やむをえない」は52・6%で、初めて半数を超えた前回の52・8%とほぼ同じ。格差を容認する保護者は計62・3%となった。 一方、「問題だ」は34・3%で
「未来の学びコンソーシアム」の目標はどのあたりか、という問いに躊躇無く「それは決まっています。2020年4月以降に、すべての小学校でプログラミング教育がスタートすることです。学習指導要領にも明記されていることです」と答えた。その人は、文部科学省 生涯学習政策局 プログラミング教育戦略マネージャー 「未来の学びコンソーシアム」プロジェクト推進本部 本部長代理 中川 哲(なかがわ さとし)氏。 プログラミング教育戦略マネージャーは、文部科学省、総務省、経済産業省が、プログラミング教育の普及・促進のため、教育・IT関連の企業・ベンチャーなどと共に昨年3月設立した「未来の学びコンソーシアム」の新体制を構築するに当たり、昨年末に一般に公募して新たに設置したポジション。ICT教育ニュースで掲載した公募の記事は、数日で1万3000件を超えるアクセス数を記録し、多くの注目を集めた。 応募して採用された中川
落ち着きがなくて、衝動的で、感情の起伏が激しくて、忘れ物も無くし物も多くて、空気が読めなくて、人の話を聞かずに自分の言いたいことばかり話し、注意されたそばから同じ失敗を繰り返す……そんなお子さん、身近にいませんか? 「もしかしてADHD?」と心配になることもあるかもしれません。でも、そういう子たちには「一般人」にはない、非常に高い能力があると強調するのが教育コンサルタントの松永暢史さんです。松永さん自身、子ども時代はそんなタイプの一人だったとか。だからこそ語れる「教室での問題児」の特性とその伸ばし方を2回に分けて紹介します。上編の今回は、ADHDタイプの子が「勉強嫌い」になってしまう理由とAI時代に向けての可能性についてです。 (上)松永暢史 AI時代を生き抜くのはADHD的個性だ ←今回はココ (下) ADHDタイプだった僕を伸ばした魔法の言葉 「え? オレってADHDかも?」 50歳を
国立大学協会は国立大学を教員養成、研修の中核と位置づけるとした報告書をまとめた。教員養成システムの改革と教員養成、研修の高度化を目指した内容で、協会内に設けたワーキンググループで議論を重ねてきた。国大協は各国立大学がこの報告書を参考にして改革に取り組むよう求めている。 機能強化の方策としては、国立大学間の連携の在り方を検討する広域プラットフォームを形成、統合や機能強化を図るとともに、公私立大学との連携も視野に入れ、質の高い体制を目指すことを挙げている。 教員養成、研修の高度化では、学部と教職大学院の一貫性による教員養成の修士化を検討するとした。これに伴い、新たな学問分野として教員養成学を確立、教員養成を先導できる人材を育てることを提唱している。同時に、教員養成の先端的研究者となる大学教員の養成も掲げた。 このほか、社会人が教職へ進むコースを作るため、教職大学院を中心に新たな教育の在り方を検
以前の記事で「自分は娘が発達障害だとすれば特別支援学級を選びたい」と話しました。 発達障害児の育ちに最も必要なのは、まだ弱く小さな自信を成人まで守りぬくこと。 それには成功体験を積むことができて環境調整もしてもらえる特別支援学級がより適していると思うからです。 さて、特別支援学級という選択肢にはこれらメリットの他に当然デメリットもあります。 自分の考える特別支援学級のデメリットとは「教員の質」と「偏見」。 両方とも話すと長くなるので、今回は「教員の質」についてを扱います。 1人の特別支援学級担任として、教育現場を内側から見てきた立場から思うことを話します。 特別支援学級に多いハズレ教師の存在子供と担任、親と担任の関係にはどうしても当たり外れはある通常の学級であっても特別支援学級であっても、担任には当たり外れがあります。 性格も性別も経験も多種多様な先生がいるのですからそれは当然のこと。 あ
我が家の長女は1歳。 最近はえんぴつを持って部屋のあちこちを落書きして回っています。 とりあえずのところ順調に成長しているようですが、自分には一つ気になるところがあるんですよね。 というのも、自分はADHD傾向が強い人間です。現在もストラテラに助けられながらどうにか社会に適応しようと日々もがいています。 「もしかするとこの子もADHDなのかな?」 そんなことを心のどこかで考えながら我が子の日々の成長を見守っています。 さて表題。 この子が仮に発達障害を抱えていたとして、いざ小学校に上げるときに「通常の学級」と「特別支援学級」のどちらを選択するか。自分としては特別支援学級を選びます。もちろん自分一人で決められる話ではないのであくまで個人的な考えですが。 理由は以下の通り。 オーダーメイドの教育課程を作ってもらえる特別支援学級では、子ども一人一人の特徴に合わせた学習の計画を立ててもらえます。
今、ツラい人にはその気持ちを忘れないでほしい。辛いとか悲しい思いをした人は、同じ境遇の人に優しくなれる。 自分も将来が不安すぎて悩んでた時期があったけど、それがあったから、同じ境遇の人の気持ちがわかるし、アドバイスもできる。 だから、どん詰まりの時期をネガティブにとらえる必要はない — タク@仮想通貨&プロブロガー (@TwinTKchan) 2018年2月15日 これは同意。 だからこそ小学校には色々なタイプの先生が必要なんだ。#小学校 #発達障害 https://t.co/lBMQ32UQCD — タビセン@教育×発達障害×働き方 (@Tabisensei) 2018年2月15日 今回ツイッターで目にしたのは、ある有名ブロガーの言葉でした。自分は教育や発達障害関係以外の人達も結構フォローしているので、タイムラインは様々なジャンルの情報がごちゃまぜに入ってきます。 とても共感できる言葉だ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く