過激なステージパフォーマンスが取り上げられがちだったバンドにアフロビート、ファンク、ダブなどの要素を持ち込み、音楽面において重要な役割を果たしていたOTO。彼はボーカル・江戸アケミの死後、あがた森魚率いる雷蔵、南流石らとのTangos、元ZELDAのサヨコとのサヨコオトナラなどで活動し、現在は東京を離れて熊本の山で、農作業をやりながらほぼ自給自足で暮らしている。 この本でOTOは、伝説のバンドとして今も語り継がれるJAGATARAのメンバーとして生きた過去、そして自給自足で暮らす現在について赤裸々に告白。本の中で彼は「いまの僕は、ミュージシャンとしてさらなる進化を遂げるために、あえてギターを弾かない生活を送っているけれど、日々『じゃがたらの音楽って素晴らしいな』って思っている。お茶の剪定作業をしていときも、田植えをしているときも、森の手入れをしているときも、散歩しているときも、僕の周りには