連続テレビ小説 半分、青い。 作/北川悦吏子 (オリジナル作品) 失敗って、楽しい。 今日とは違う明日が、きっと見つかるから― 私たちの社会は、いつから失敗を恐れ、許さないようになってしまったのでしょう。そんな社会は窮屈です。 連続テレビ小説第98作「半分、青い。」は、脚本家・北川悦吏子さんのオリジナル作品。 故郷である岐阜県と東京を舞台に、ちょっとうかつだけれど失敗を恐れないヒロインが、高度成長期の終りから現代までを七転び八起きで駆け抜け、やがて一大発明をなしとげるまで、およそ半世紀の物語を紡ぎだしていきます。 何かを半分失っても、他のやり方で前に進めばいい。 あぶなっかしくもバイタリティーあふれるヒロインの冒険が、2018年の朝を明るくします。 【物語】 大阪万博の翌年、1971(昭和46)年。岐阜県東濃地方のとある町の小さな食堂に、鈴愛(すずめ)という女の子が生まれた。毎日野山を駆け