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ブックマーク / wedge.ismedia.jp (10)

  • 「ヤマザキ」が“発がん物質”臭素酸カリウムの使用をわざわざ再開する理由

    批判も覚悟のうえで自ら情報提供 山崎製パン株式会社(ヤマザキ)が3月、一部の角パンに品添加物「臭素酸カリウム」を使い始めました。臭素酸カリウムは遺伝毒性発がん物質とされ、添加物批判の記事や書籍等では必ず、猛批判される物質。同社は、臭素酸カリウムを2014年以降は使っていませんでしたが、使用再開です。 しかも、2月25日からはウェブサイトで、自主的に使用再開を情報提供し始めました。法的には、告知する義務はないのに……。 さっそく同社に尋ねました。「発がん物質を品に使う? 週刊誌などからまた、猛烈にたたかれますよ」。答えは、「もっとおいしいパンを提供するために使いますが、安全は絶対に守ります。詳しく説明しますので、なんでも聞いてください」。 さっそく取材しました。添加物はイヤ、と思う皆さんにこそ読んでもらいたい、科学的根拠に基づく企業の毅然とした判断が、ここにはあります。 感改善に絶大

    「ヤマザキ」が“発がん物質”臭素酸カリウムの使用をわざわざ再開する理由
  • 話題の東博「顔真卿展」でメディアが報じない名画・五馬図巻の「奇跡の発見」

    現在東京国立博物館で開催中の特別展「顔真卿(がんしんけい) 王羲之を超えた名筆」は、展示の目玉である台北故宮から貸し出された中国の書家・顔真卿の真筆「祭姪文稿(さいてつぶんこう)」を見るために、平日でも1時間以上の行列という人気となっている。「書」というテーマを通して、中国文化歴史に触れ合う内容で、豊富な展示品や親切な解説、理解を助ける全体の配列など、どれも素晴らしい。近年稀にみるレベルの高い中国美術展であり、24日の閉幕までに多くの人に足を運んでほしい。 日人がスルーする幻の名画「五馬図巻」とは ところが、日美術界にとって「奇跡の発見」と称してもおかしくない戦後初公開の名品中の名品が、顔真卿展会場のあまり目立たない場所でひっそり展示されているのだ。それは、北宋の文人・李公麟が11世紀に描いた「五馬図巻(ごばずかん)」である。

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  • 「出荷作業8時間を1秒に」三浦市農協で起きた驚異の進化

    農業のIT化が進む中、農協の業務の中でもやっかいな出荷物の配送予定の作成時間を大幅に短縮するシステムが登場した。1日8時間かかっていた作業がわずか1秒で済むという。導入するのは、神奈川県の三浦市農業協同組合(以下三浦市農協)とサイボウズ。独自のアルゴリズムを使って、人間が計算するよりも速く、かつ効率的な配車予定を組むことが可能になる。 時間かかるうえにトラック台数多く非効率 農協にとって出荷振り分け作業というのは、最も面倒な作業の一つ。翌日に農家から出荷される出荷物の量を把握し、市場などの配送先ごとの出荷数量と、荷物をどの運送会社のトラックにどう積み分けるかを決める。この作業は基的に手作業で行われていて、三浦市農協の場合、まずは農家が各出荷所に翌日の出荷予定を連絡し、各出荷所が農協に連絡。農協は全出荷所から受け付けた数量をExcelへ入力し、北海道から大阪までの約50の市場への出荷数量を

    「出荷作業8時間を1秒に」三浦市農協で起きた驚異の進化
  • NHK総合「みをつくし料理帖」、文久の料理人・黒木華の奮闘

  • 日本で特ダネ連発の週刊誌、メディアの「仲良しクラブ」を揺るがす

    「平成全史」特集後編では、事件、災害、雇用、教育など、主に社会問題について考える。「失われたX年」と、過去の栄光を取り戻そうとするのではなく、令和の時代にどのようなビジョンを描き、実行していくのか?それは、今を生きるわれわれ自身にかかって…

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  • ウナギ研究の異端児 市場に出回るウナギの正体を暴く

    7月に入り、美味しそうなウナギの蒲焼きのポスターやのぼりを目にすることが増えた今日このごろ。土用の丑の日を迎える24日前後には、「ひとつ鰻重でも」と考えている読者も多いことだろう。 だがウナギといえば、一方で資源の枯渇が叫ばれ、この1、2年ではさらに、中国産ウナギ蒲焼き商品の多くに絶滅危惧種に指定されているヨーロッパ種のウナギが使われていたといった報道も。店頭の蒲焼き商品に対して、産地だけでなく品種を自主的に開示するスーパーも出始めるなど、にわかに販売側の変化も出始めている。 こうした変化の影に一人の男がいる。市販のウナギの蒲焼きを片っ端からDNA検査し、結果を公表している北里大学海洋生命科学部の吉永龍起准教授だ。ウナギ研究者の中でも「異端児」の彼がなぜ蒲焼きの調査をしようと思ったのか。続ける理由とは。丑の日を前に話を聞いた。

    ウナギ研究の異端児 市場に出回るウナギの正体を暴く
    tachisoba
    tachisoba 2015/07/19
    「この後スタッフが美味しくいただきました」が実践できるな。
  • 伝説のヒットメーカーが「ゲーム業界に喝」

    ─稲船さんは、大手ゲームソフト会社の「カプコン」に長年在籍され、「ロックマン」「鬼武者」等、数々のヒット作を生み出したが、今のゲームメーカーをどのように見ているのか。 経営側も、クリエイター(制作)側も力が落ちている。経営側は、マーケティング調査結果や投資回収率、開発期間、開発費など、全ての資料の説明をクリエイター側に求める。 クリエイター側がそういった慣れない作業をして、資料を提出しても、新しい作品にはなかなか承認がおりない。結果、新しい作品が生まれず、シリーズ物しか作れなくなっている。今のクリエイターは作りたい作品が思うように作れず、クリエイティブ能力は落ちていっている。 ─なぜ経営側は承認できないのか。 よく経営側にばかり原因があるように言われるが、クリエイター側も悪いと私は思っている。クリエイター側が10億円、20億円かけなければ、世界で売れるゲームが開発できないと思っているからだ

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  • サッカーの聖地 「Jヴィレッジ」の復興

    「あの年は優勝するつもりだったんです─」 そう言って、小野俊介さん(58)は、一番のお気に入りの場所に連れていってくれた。そこは、センターハウス1階レストランのテラス席。心地よい風が体を通り過ぎていく。 「夏には、赤提灯がかかったりしてね。バーベキューもやりました。ビール飲んで。正面のあの美しい芝を駆ける選手と行き交うサッカーボールを眺める。最高だったなあ」 正面。そこにもう、芝はない。視野一杯に広がる11区画のグラウンドは、むきだしの土にアスファルトや砂利が撒かれ、膨大な数の車両が停められている。鉄板が敷かれ、資材置き場と化したグラウンドも見える。フェンスにかかる横断幕が、わずかにサッカー場の面影を残すのみ。ちょうど勤務の交代時間だったのか、車の出入りがせわしない。 「これでも、随分落ち着いたんですよ」と、小野さんは言う。 東京電力福島第一原子力発電所から南へ約20キロ、広野町と楢葉町の

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  • ディスカバリー・チャンネル立てこもり事件 「1人環境テロリスト」誕生の恐怖(前篇)

    2011年12月、南極海で反捕鯨団体、シー・シェパード(SS)が日の調査捕鯨船団に苛烈な妨害を行っている最中、SSが拠を置く米国で、とある番組の制作発表が行われた。 胸のバッジに弾丸が? 問題の「ドキュメンタリー」再び制作 ワシントン北郊の衛星都市、シルバー・スプリング。ここに、全世界190以上の国・地域で放映されている世界最大の有料放送局ディスカバリー・チャンネルが社を構える。同局傘下のチャンネル「アニマル・プラネット」のマージョリー・カプラン社長とジェイソン・ケアリー副社長のトップ2人が自らテレビカメラの前に姿を現し、同チャンネルの人気シリーズ作品が再び放送されることを告げた。 WHALE WARS(鯨戦争)――。「シー・シェパードの宣伝番組」と言われる。南極海で日船団を追跡するSS抗議船に制作会社の撮影班が乗り込み、代表のポール・ワトソン容疑者(国際指名手配中)やSSクルーた

    ディスカバリー・チャンネル立てこもり事件 「1人環境テロリスト」誕生の恐怖(前篇)
  • 小中学生の生存率99.8%は奇跡じゃない

    岩手県釜石市では、市内の小中学生、ほぼ全員が津波の難を逃れた。多くの人たちは、これを「奇跡」と呼ぶ。しかし、そうではない。教育で子どもたちが身につけた対応力が「想定外」を乗り越えさせた。★英訳版はこちら ⇒ http://p.tl/UDIF 死者の声に耳を傾ける 最初にある少女のことを書かせていただきたい。私は、岩手県釜石市の小中学校で先生方とともに防災教育に携わって8年になる。「どんな津波が襲ってきてもできることがある。それは逃げることだ」と教えてきた。特に中学生には「君たちは守られる側ではなく、守る側だ。自分より弱い立場にある小学生や高齢者を連れて逃げるんだ」と話していた。今回の震災では、多くの中学生が教えを実践してくれた。 ある少女とは、私が教えた中学生の一人だ。彼女は、自宅で地震に遭遇した。地震の第一波をやり過ごした後、急いで自宅の裏に住む高齢者の家に向かった。そのおばあさんを連れ

    小中学生の生存率99.8%は奇跡じゃない
    tachisoba
    tachisoba 2011/04/23
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