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ウナギ研究の異端児 市場に出回るウナギの正体を暴く
ウナギ研究の異端児 市場に出回るウナギの正体を暴く 吉永龍起さん(北里大学海洋生命科学部准教授) 塩... ウナギ研究の異端児 市場に出回るウナギの正体を暴く 吉永龍起さん(北里大学海洋生命科学部准教授) 塩月由香 (月刊「Wedge」編集部員) 7月に入り、美味しそうなウナギの蒲焼きのポスターやのぼりを目にすることが増えた今日このごろ。土用の丑の日を迎える24日前後には、「ひとつ鰻重でも」と考えている読者も多いことだろう。 だがウナギといえば、一方で資源の枯渇が叫ばれ、この1、2年ではさらに、中国産ウナギ蒲焼き商品の多くに絶滅危惧種に指定されているヨーロッパ種のウナギが使われていたといった報道も。店頭の蒲焼き商品に対して、産地だけでなく品種を自主的に開示するスーパーも出始めるなど、にわかに販売側の変化も出始めている。 こうした変化の影に一人の男がいる。市販のウナギの蒲焼きを片っ端からDNA検査し、結果を公表している北里大学海洋生命科学部の吉永龍起准教授だ。ウナギ研究者の中でも「異端児」の彼がな
2015/07/17 リンク