米Googleの製品マネージャーMichael Galvez氏は、同社公式ブログへの投稿で米国時間2010年7月14日、これまで取り組んできたオンライン百科事典「Wikipedia」の翻訳活動で、1600万語以上の英文記事を使用者の比較的少ない言語に翻訳できたと発表した。 Googleは、Wikipediaに蓄積された情報を少数派の言語でも伝えることが重要と考え、2008年からボランティアの協力を得て翻訳を行ってきた。インドと中東、アフリカの協力者などと共同で作業し、英文1600万語以上を次の言語に翻訳した。アラビア語(使用地域は中東から北アフリカ)、グジャラート語(インドのグジャラート州周辺)、ヒンディー語(インド全域)、カンナダ語(インドのカルナタカ州周辺)、スワヒリ語(アフリカ東部から中部)、タミル語(インド南部からスリランカ北部)、テルグ語(インド南東部)。 この活動を始めたころ、