米紙ワシントン・ポスト(電子版)は22日、米国−スロベニア戦(18日)で主審を務め、米国の決勝ゴールを認めなかったマリ人の審判、コマン・クリバリ氏について、審判団のリストから外れ、今後「ワールドカップで審判をまかされることはない可能性が浮上している」と報じた。 同紙の取材に対し、FIFA(国際サッカー連盟)の関係者はコメントを控えている。しかし、米メディアはワシントン・ポストの報道を後追いし、「FIFAが追放」「疑惑の審判がリストから外れた」などと報じている。 UPI通信は、「米国の決勝ゴールを認めない疑惑の判定のクリバリ氏が次のラウンドで、試合から下げさせられた」と断定的に伝えた。リストから外れたことで、22−23日に開催され、1次リーグ進出チームを決めるA組からD組までの試合でクリバリ氏が笛をふかないことは確実視されている。 米国−スロベニア戦は18日に行われ、2−2で引き分けた。後半