北朝鮮ミサイル関連 緊迫した状況が続く防衛省。長期戦に備えてか、PAC3に燃料が補充された=11日午前、東京・防衛省(鈴木健児撮影) 緊迫の度を深める朝鮮半島情勢。弾道ミサイル発射や核実験、武力攻撃の可能性に言及するなど、挑発をエスカレートさせる北朝鮮に対し、各メディアはその一挙手一投足に注目している。一方、日本のネットでも北朝鮮の言動は高い注目を集めているが、それは少し違った理由からのようだ。ネットで盛り上がる「無慈悲な北朝鮮」とは-。 ◇ 「(核攻撃を含む)無慈悲な作戦が最終的に承認」。今月4日、朝鮮人民軍の発表した談話が報じられると、その極めて激しい挑発的内容にもかかわらず、ツイッターや各種掲示板の反応は意外に冷静だった。「また、無慈悲シリーズか」-。 この反応は、北朝鮮の対外宣伝で「無慈悲な」という修飾語が多用されるところから来ている。最近の報道を