神奈川県海老名市教委は22日、市立中学校の20歳代の男性教諭が授業中、教室のテレビにわいせつな画像を数秒間、誤って映したと発表した。 発表によると、男性教諭は20日午前、2年生の社会科の授業で、私有のスマートフォンをインターネットに接続し、教育資料の動画をテレビに映そうとした。手違いでアダルトサイトに接続してしまったため、裸や水着姿の女性の画像がテレビに映し出された。 市立校では、職務で私有スマホを使うことは禁止されており、教諭には職務用パソコンが貸与されている。男性教諭は「手軽なのでスマホを使ってしまった」と話しているという。 市教委は20日、校長会で、情報機器の取り扱い規定の順守徹底を指示。同校は22日夜、保護者向け説明会を開いて謝罪した。
新潟市教育委員会は22日、教室内のヒーターがへこんだ原因を追及するために生徒26人に給食を食べさせず、約5時間にわたって教室にとどめた市立中の50歳代男性教諭を減給10%(1か月)の懲戒処分とした。 市教委教職員課によると、男性教諭は3月10日午後0時50分頃、担任する当時の1年生の教室で、生徒が給食の配膳を終えていたにもかかわらず、暖房を切って誰がへこませたかを追及。誰も名乗り出なかったため、その後の5、6時間目や部活動の時間まで申し出るのを待った。 結局、名乗り出る生徒はおらず、午後6時頃に終了。教諭が教頭に報告するとともに、生徒がほかの教諭に申し出て、発覚した。 体調を崩した生徒はいなかったが、翌日から2日間学校を休んだ女子生徒が1人いたという。 市教委は、「給食を食べさせなかったことは体罰に当たる。長時間とどめたのも不適切な指導だった」としている。
奈良県御所市内の市立中学に4月に赴任した男性校長(55)が、新任のあいさつで、生徒に暴言を吐き、市教委から厳重注意を受けていたことが14日、分かった。 市教委によると、校長は6日に登校した際、校舎2階から「オッス」と男子生徒の声が聞こえたため、その日の着任式で「からかうようなことを言われたのは残念で怒りを覚える」と述べ、さらに「しばいたろか」と発言したという。 市教委は7日に匿名の情報提供で発言を把握。同日、校長に事実確認をした上で口頭で厳重注意した。また、臨時校長会を開いて、市内の小中学校長に言動に注意するように呼びかけた。 校長は同日、全校集会で生徒に謝罪。8日付で保護者に対しておわびの文書を配布したという。
市内の小・中学校で提供されている学校給食のうち、生めんを使った麺給食が4月から一時実施不能となることが決まった。麺を納品していた業者の辞退を受けたことによるもので、代替業者の生産体制が整う9月以降に再開する予定。 対象となるのは、橘中・前羽小・下中小を除く市内10中学校と23小学校。中止期間中はパンやアルファ米などの代替食で対応する。また麺メニューを維持するために、作り置きが可能な揚げ麺や冷凍麺の使用も予定しているという。 麺給食で使用される生めんは、市内では神奈川県学校給食会から割り当てられた4社が納品していたが、このうち2社が昨年12月「事業主の高齢化」などを理由に納品の辞退を申し入れた。めんは、同会が定める規格に基づき前日までに製造、冷蔵保管と蒸気殺菌を経て納品される。市保健給食課では「安心安全を常に保たなければならない。(2社からは)品質管理や衛生面を守りつつ大量生産を続けていくの
「牛乳にご飯は合わない」などの理由で、学校給食の牛乳を試験的にとりやめていた新潟県三条市は新学期が始まったのに合わせ牛乳の提供をいったん再開し、今後も検証を進めて、正式にやめるかどうか判断することにしています。 新学期を迎え、市内の小中学校では牛乳の提供をいったん再開し、西鱈田小学校でも9日、以前のように牛乳が配られました。これに対し児童からは、「好きなのでうれしい」とか、「のどが乾くので牛乳があったほうがいい」という意見が出た一方、「牛乳があると、ご飯が進まないので、なくしてほしい」という声も聞かれました。 三条市では、牛乳の提供を数か月行い、牛乳があるときとないときの給食の食べ残しの量を比較するなど検証し、正式にやめるかどうかことし6月中にも決めることにしています。三条市教育総務課の笹川浩志課長は「市には賛否両論の意見が寄せられている。慎重に検証作業を進め、結論を出したい」と話していま
ひと口に「中学給食」と言っても、市町村によって内容は様々。神奈川県の各教委に特長ある献立を紹介してもらった。 1962年から実施の古参組・小田原市は、地元の水産加工品などをふんだんに。73年スタートの大和市は、週4回米飯を採用し、バランスの良い和食献立がモットー。80年から共同調理場で作る三浦市は、新鮮な魚や野菜を生かしたメニューが自慢。食器も汁物には磁器を使っている。 県内の指定市で唯一、実施済みの相模原市では、合併を機に2010年から選択制のデリバリー給食を導入。行事や記念日にちなんだメニューも充実。 昨秋参入の逗子市では、デリバリーながら必ず汁物つき。好評のカレーは豚骨でだしを取ってルーから手作りし、温かく提供する。
国立大学法人・奈良教育大付属中学校(奈良市)の入学・卒業式で、国歌斉唱が行われていないことが1日、学校などへの取材で分かった。式典では生徒らを着席させた上で「君が代」の曲のみを流していた。国は平成11(1999)年に国旗国歌法を制定し、学習指導要領でも国旗掲揚と国歌斉唱の指導を明記しているが、同校は過去十数年間にわたり、入学・卒業式での国歌斉唱を実施していない。教員養成機関でもある教育大のあり方として議論を呼びそうだ。 約700人出席の卒業式で… 学校側は産経新聞の取材に「式は生徒が企画、準備するものとして定着しており、開式後に座って(国歌を)聴く形で続いてきた」と説明。「今後はきちんとした形に改めたい」とし、8日の入学式では国歌斉唱を行う考えを示している。 関係者によると、今年3月11日に行われた卒業式には約700人が出席。開式後に全員で起立、礼をして「着席」の号令で全員が席に座り、スピ
本年度途中の昨年6月から全校で午後に「昼寝タイム」を取り入れた宮城県大和町吉岡小(児童736人)は、導入結果を検証した。午後に眠い児童の割合が少なくなり、けがや体調不良で保健室を訪れる数も減るなどの変化が見られ、来年度の継続を決めた。 同小が4、5年生を対象に行ったアンケートによると、午後の授業が「眠い」「少し眠い」と答えた割合の合計が、昼寝導入前の6月は4年生54%、5年生58%だったが、導入後のことし1月にはそれぞれ37%、45%に減った。 また、保健室を訪れた児童の数が昨年5月は1日平均5.75人だったが、11月は1.83人、ことし1月は1.63人と減少が見られた。「出合い頭の衝突、転倒などによる擦り傷、打撲が減った。かぜや胃腸炎での来室も微減」(養護教諭)という。 同小によると、11月に開いた懇談会で保護者から「規則正しく寝るようになった」「睡眠時間が長くなった」との意見が出
halyosyさんが初めて作ったボカロ曲が「桜ノ雨」。ネット上で、卒業を迎える人たちを祝ってあげたい、という思いから生まれた曲だ(撮影/写真部・堀内慶太郎) この記事の写真をすべて見る 音楽文化として根付きつつある音声合成技術「ボーカロイド」。卒業式の定番はいまや、「仰げば尊し」でもEXILEでもなく、初音ミクだ。 岐阜県関市の山間にある武儀(むぎ)中学校の卒業式。ピアノの伴奏に乗せて、卒業生24人の清らかな歌声が体育館に響いた。 教室の窓から桜ノ虹 ゆめのひとひら 胸奮わせた 出会いの為の別れと信じて 手を振り返そう 晴れやかな曲調の中にも、切なさを感じさせるメロディー。歌詞に3年間の子どもの成長を重ね、聴いていた保護者らは胸を熱くした。 昨年3月の、例年の卒業式と変わらない光景。一つだけ違ったのは、この「桜ノ雨」という曲が音声合成技術「ボーカロイド」を用いてインターネット上で発表された
80年代に全国の公立中の3割にあった丸刈り指導は2013年5月、鹿児島県奄美市の笠利中を最後に、ついに姿を消した。なぜ、丸刈りが広まり、なくなったのか。 きっかけは「たった一人の反乱」 「男子は丸刈り。長さは9ミリ以下」。そう指導していた愛知県岡崎市の中学校で1987年4月、「たった一人の反乱」が起きた。一人だけ、坊ちゃん刈りで登校する生徒が現れたのだ。「誰かが勇気を出していやだと言わなければ、いつまでも変わらない」という決意からだった。 その生徒は愛知教育大教授だっ… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。記事の信頼性向上にご協力をお願いいたします。(2012年11月) 中1ギャップ(ちゅういちギャップ)とは、日本の一部の子供が、小学6年生から中学1年生に進級した際に被る、心理や学問、文化的なギャップと、それによるショックのことである。 概要[編集] 中1ギャップを引き起こす原因として、小学生の頃にはないか、稀薄である先輩・後輩という関係の出現、小学校に比べたいじめの激化、異なった小学校から集まった人間同士での人間関係の再編成、小学校からの勉強の難易度の上昇などがある[1][2]。結果として、学校に不適応になった人が、不登校、引きこもりになったり、いじめを受け自殺をする場合もある。 中1ギャップは、必ずしも入学直後に起こるわけではなく、中学校で最初の1年の生活を送る上で徐々に顕在化する場合もある。 原因[編
文部科学省が、同性愛者など幅広い性的少数者への対応の必要性を明記した文書を学校・教育委員会向けにまとめた。これまで、国の対応は法律上の定義がある性同一性障害に限られていたが、学校現場でより広範な性的少数者への支援が進む一歩になりそうだ。 性的少数者については、性同一性障害に限らず、同性愛者や両性愛者などを含めた全体がいじめの対象になりやすいとされ、自殺対策の観点からも、専門家や当事者団体が学校での早急な対応を求めていた。 文書ではまず、性同一性障害の子どもは「自己肯定感が低くなっている」「(性同一性障害などであることを)隠そうとし重圧を感じている」と解説し、「不登校、自傷行為、自殺念慮(自殺への思い)に及ぶこともある」とした。 その上で、こうした悩みは「性同一性障害の児童生徒だけでなく、その他の性に関して少数派である者にも共通する」と明記。同性愛者や性分化疾患にも言及して「性的少数者の内実
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