米国の調査機関Pew Research Centerが現地時間2012年3月9日に公表した調査結果によると、米国インターネットユーザーの検索サービスに対する満足度は高まっているが、一方で個人情報の収集方針には懸念が広がっていることも分かった。 それによると91%のユーザーは常に、またはほとんどの場合、検索サービスで自分が探している情報を得られると答えた。また86%は何か新しいことや重要なことを発見でき、役に立ったり、知識を増やすことができたりしたと回答。52%が検索エンジンの精度は高まっており、ますます便利になっていると感じている。 一方で検索サービスがユーザーの検索行動を追跡し検索結果に反映させていることについて、73%の人がプライバシー侵害に当たるため好ましくないと考えている。また65%は、検索結果の表示順位に反映させることは、得られる情報が限定されるため、好ましくないと考えている。
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