おさらいエントリ。 全ての「こと(=行動目的)」が人々の時間を奪い合っている。 仕事でも、遊びでも、趣味でも、睡眠でも。 あらゆる商売は人に利用されることで価値を帯びるので、全ての商売が人々の時間を奪い合っていると言える。 ほとんどの商売はそのこと自体が収益に影響することは無い。 しかし、広告業だけは違う。 広告業は人に見られて初めて成り立つ商売であり、見てくれる総時間が多ければ多いほど効果が高い(と、言われている)。 つまり人々の時間が原資であり、これをどれだけ上手く奪ってこれるかが商売に直結する。 仕事や遊びや趣味や睡眠の時間を奪うのは中々難しいので(実際には奪うこともあり得るけど)、広告メディアは「暇な時間」に入り込む。 人々の暇つぶしを提供する一方で、広告を見てもらおうという戦略だ。 これまで、屋内での暇つぶしの王者はテレビだった。 外出した際の移動時間の暇つぶしは、新聞か、雑誌か