1月5日の夜は、ほとんど寝られなかった。ジョージア州が選出する上院議員2名の決選投票の開票速報を追うため、テレビ・新聞、友人たちからのテキスト、Twitterなどに釘付けになっていたからだ。 この2議席を共和党、民主党のどちらが取るかで上院(定数100)の支配政党が決まるとあって、多くの人が注目していた。ジョージアという南部の一州がこれほどまでに全米の、世界からの熱い注目を集めたことは、いまだかつてなかったのではないだろうか。
![民主党勝利「陰の功労者」ステイシー・エイブラムスがすくい上げた「80万人の声」:渡邊裕子 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/22ea92247cbfcf0d87c4bb4b986275cc6afd4c39/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffsight.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Ff%2F7%2F1200w%2Fimg_f7ffc6119d589191084f8d2be2fa365c1257226.jpg)
昨日の中国時間午前6時すぎ、中国国営通信新華社は、共産党中央が、元政治局常務委員の周永康を重大な規律違反の疑いで立件することを決めたという第一報を、スマートフォンなどのユーザーに送る69文字のごくごく短い速報として流した。周永康の摘発は、2012年の薄熙来事件発覚以来ずっとささやかれ、その元側近らが次々と摘発されるなど一種の「既定路線」でもあったので、それほどの意外性はないものの、政治的地位は薄熙来よりも高かった周永康の摘発の影響度は限りなく大きい。 事件の詳報はすでに流れているが、今回の事件ではいくつかの印象深いキーワードが中国のメディアでも盛んに使われている。庶民に分かりやすいキーワードで事件の宣伝性を高める手法は、共産党の建国以来のものである。
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