サラ金のCMに出てからは落ち着いたようだが、2ちゃんねらーとかはてなブロガーの タモリ礼賛とか神格化が私は気持ち悪くて仕方がない。 小林信彦の「笑学百科」という本にタモリについて書いた文章があったと思った。 そこではタモリ評価に対する違和感の源が語られていて腑に落ちた記憶がある。 しかし本をなくしてしまったし、絶版になっているので、図書館で借りてきた。 私がなぜタモリをほめる人たちのことを気持ち悪いと思うかの理由が書いてある気がした。 この本は1981年に夕刊フジに連載したものをまとめたものだ。 小林信彦は広告批評という雑誌のタモリ特集から引用している。 <芸能界という芸の世界から言うと、あの人はやっぱり外人(異邦人)なんです。……だから、単に“芸人”というだけの批評をすれば相当にレベルは低い、と僕は思う。だけど、あの個性、あの感覚と個性にはもう脱帽します> という永六輔の談話と、<あの人