一般社団法人日本ハッカー協会なるものが設立された(ASCII.jp)。 「ハッカーの地位向上とハッカーの活躍によるネット社会の安全と健全な発展に貢献」することが目的とのこと。現在ハッカーに対し協会への登録やハッカーの求人登録、同協会への寄付が呼びかけられている。登録できるハッカーの条件は「ハードウェアもしくはソフトウェアのエンジニアリングができること」「日本国内に住居をもつか、日本国籍を持つこと」「反社会的勢力に該当しないこと」だそうだ。
Appleは8月31日、App Store Reviewガイドラインで6月下旬に変更されたプライバシーポリシー要件を10月3日から適用することを発表した(App Store Connectの発表、9to5Mac、SlashGear、Mac Rumors)。 6月下旬の変更では、5.1.1「データの収集及び保存」に「プライバシーポリシー」条項が追加され、すべてのアプリケーションがプライバシーポリシーを用意し、App Store Connectのメタデータフィールドと各アプリケーション内にリンクを含めることが必要になった。変更前は「ユーザーまたは使用状況に関するデータを収集するアプリケーション」に限り、データ収集に関するプライバシーポリシーが必要とされていた。 10月3日以降、App StoreまたはTestFlightで提供するすべての新規アプリおよび更新版アプリは、App Store Co
4月21日に開催されたサイバーエージェント主催の技術カンファレンス「Battle Conference U30」にて、「機械学習ブームの裏側に」としてYahooの男性エンジニアによる講演が行われ、その内容がWebで公開されたのだが、そこに「女性エンジニアが少ないとやる気がでない」という趣旨のコメントがあったことから、ちょっとした炎上騒ぎになっているようだ(Togetterまとめ)。 問題となったのは「「女性エンジニア少ない問題」を解決するために、機械学習で男性エンジニアを女性に変換する」という記事で、男性エンジニアのやる気を出すために、機械学習で男性エンジニアを女性エンジニアに変換する、というネタ的なものであったようだ。が、Twitter上などでは女性エンジニアから「我々は男性エンジニアのやる気を出すために居るわけでない」「エンジニア辞めろ」という批判が集まり、炎上騒ぎとなってしまったよう
突然横槍が入ってプロジェクトが右往左往する様子を皮肉った「メテオフォール型開発」という開発手法が話題となっている(実践ゲーム制作メモ帳2)。 メテオフォール型開発は基本的にはウォーターフォール型開発と同じだが、「神」が存在し、気まぐれに「メテオ」を落として要件定義や基本設計、詳細設計、実装をぶち壊していく点が異なる。 「神の一声は全てを崩壊させ、民は一生懸命これを再建す。」これがメテオフォール型開発(メテオ駆動型開発)だそうだ。スケジュールは神の都合で決まる、神にフィードバックは届かないがごく稀に祈りは届く、神は色々な所に姿を表すが姿を一切表さないこともある、神が2人以上存在し争いを起こすこともあるなど、開発プロジェクトにおいてよくあるトラブルをうまくまとめている。
App Storeにおけるアプリ開発者の持続可能性向上を目指す開発者らが18日、「The Developers Union」という「組合」の結成を発表した(公式サイト、VentureBeat、Mac Rumors、WIRED)。 組合といっても組織化された同業者組合ではなく、開発者とサポーターとが連携するコミュニティーだ。優れたアプリを作る開発者がその売り上げで生活していけるようにすることや、アプリを作る人と使う人双方にとって良いApp Storeにすることが主な目的となる。 活動の第一段階として、2019年7月までにApp Storeの全(有料)アプリで無料トライアルの提供が認められるようにするという目標を掲げ、公式サイトにAppleあての公開書状を掲載している。次の段階としては、App Storeで販売したアプリについて開発者の取り分を現在よりもリーズナブルな割合にすることや、コミュニ
Googleの実験的プロジェクト「Area 120」が初心者向けコード学習用モバイルアプリ「Grasshopper」を公開している(公式サイト、9to5Google、The Verge、SlashGear)。 Grasshopperで学習する言語はJavaScriptで、SVGとD3.jsを使用したアニメーション表示が中心となる。レッスンは「パズル」と呼ばれており、提示される完成形と同じ結果が得られるようにパズル感覚でコード(の一部分)を仕上げていく。関数やオブジェクトなどは事前に用意されているものが多いようだ。 レッスンはJavaScriptの基本的な構文などを学ぶ「Fundamentals」から始まり、「Animations」「Animations II」と進んでいく。途中にクイズや解説がはさまれ、理解度を確認しながら学習を進めていくことができる。まったくのプログラミング未経験者向けに
ストーリー by hylom 2018年03月15日 16時35分 生産性を高めるために冗長な記述が求められる言語とフレームワークを導入すべきか 部門より 独立行政法人情報処理推進機構ソフトウェア高信頼化センター (IPA/SEC) は3月6日、近年のソフトウェア開発の傾向を分析した「ソフトウェア開発データが語るメッセージ2017」という資料を公開し、ソフトウェア開発の生産性は年々低下傾向にあるとの警鐘を発した(プレスリリース)。 この資料は2018年のソフトウェア開発データ白書用に収集したデータを元に作成されたもの。IPA/SECでは、新規開発プロジェクト全体におけるソースコード行数の生産性が年々低下傾向にあることに着目し、ここからソフトウェア開発の生産性が低下していると主張している。 データのさらなる分析の結果、この要因として「品質要求レベルが上昇している」「要員のスキルに低下傾向がみ
Stack OverflowとPluralsightは6日、Stack Overflowの履歴書作成機能「Developer Story」で、Pluralsightが提供するスキルレベル評価「Pluralsight IQ」のスコアを利用できるようになったことを発表した(Stack Overflow Blog、Pluralsightのプレスリリース、InfoWorld)。 Pluralsight IQは5分ほどで20~25の設問に回答するだけで、選択したテクノロジーにおける回答者のスキルレベルを0~300のスコアで評価するというもの。選択可能なテクノロジー/スキルは60種以上。両社の提携により、Pluralsightの提携ページから評価を受けることでDeveloper Storyにスコアを追加できる。また、既にPluralsightアカウントを持っているユーザーが評価済みのスコアをDevel
JavaScriptで「(a ==1 && a== 2 && a==3)」という式の結果を真にするにはどうすればいいのか、StackOverflowで議論されている。 「aは1でもあり2でもあり3でもある」という状況は一見矛盾しているが、たとえばaをオブジェクトとし、文字列として評価されるごとに異なる結果を返すようにすれば簡単に実現できる。また、ホワイトスペースではなく文字として認識されるハングルの半角スペースを使って同じように見えるが実際は異なる3つの変数を定義するもの、getterを利用するものなど、さまざまな方法が提案されている。
今年度も情報処理学会によって人工知能ゲームプログラミングコンテスト「SamurAI Coding 2017-18」が開催されます。ゲームをテーマにAIプログラミングスキルを競う国際コンテストであり、学会主催の形では6年目になります(2016年の紹介記事、2015年の紹介記事、2014年の紹介記事)。 予選応募は日本時間2月9日20:59締切。予選を勝ち抜いた16チームは2018年3月14日に第80回全国大会・早稲田大学に併設の決勝に進出でき、旅費補助や賞金等の特典も予定されています。 今回のゲームは「SamurAI Jockey(サムライジョッキー)」。AIがサムライの騎馬を自動運転して、複雑なコースを駆け抜け、そのタイムを競います。1人でもチームでも、学生も社会人も誰でも楽しく参加でき、決勝ではスポンサーを交えてネットワーキングもできます。プログラミング言語としてはC++、Java、Py
ここ数年、毎年同じタレコミをさせていただいておりますが、2018年も同じお題を出したいと思います。 スラド読者の皆様におかれましては、毛筆で字をしたためるよりもキーボードでプログラムなどを書くほうがなじみ深いと思われますが、年が明けて最初に書く(書いた)プログラムはどのようなものでしょうか?
ストーリー by hylom 2017年12月18日 15時20分 日本語を使えるようにすればセキュリティが向上するかも? 部門より アルファベット小文字だけのパスワードは簡単に推測される可能性があるため危険、というのは昨今では十分広がっていると思うが、いっぽうでサービス・システムごとに利用できる文字種の制限が異なることが多い。ほとんどのシステムではアルファベット大文字・小文字と数字は利用できると思われるが、それ以外の#や@、-、_、\、+、*などの記号については使える場合と使えない場合がまちまちだ。しかし、こういった制限はなぜ行われているのだろうか? teratailでの質問についてはいくつかの回答が寄せられているが、回答の1つに全角を許すと入力者が意図せず半角を入力してしまった際にエラーとなり、問い合わせなどが発生してサポートコストが増える可能性がある、というものがあった。これはそれな
ECMAScript(JavaScript)の新規格として提案されているものの1つに「Pipeline operator」がある。これは「|>」という演算子を利用して()を使わずに関数に引数を与える仕組みなのだが、これを利用することで「[」「]」「+」「|」「>」の5文字だけで任意のJavaScriptコードを記述できるという(5文字で書くJavaScript/ Shibuya.XSS techtalk #10)。 今までも「[」「]」「(」「)」「!」「+」の6文字で任意のJavaScriptコードを記述するという手法「JSFuck」があった。今回紹介されている手法はこれの応用で、|>演算子を利用することで使用する文字を5文字にまで減らしたというもの。手法としてはECMAScriptの組み込み型や組み込み関数などから「[」「]」「+」「>」の4文字を使って文字を取り出し、それを結合するこ
ITエンジニア向けQ&AサイトStack Overflowが19日、条件を入力することで開発者の年収を計算できる「Stack Overflow Salary Calculator」を公開した(Stack Overflowのブログ、Ars Technica、The Register、VentureBeat)。 Salary CalculatorはStack Overflowが年に1回実施しているDeveloper Surveyのデータをもとに作成されたものだ。仕事での役割と勤務地、学歴、プロとしてのコーディング経験年数、仕事で使用するテクノロジーを指定することで年収の中央値を計算できる。中央値のほか、25パーセンタイルおよび75パーセンタイルの値も表示される。ただし、勤務地は米国およびカナダ、英国、ドイツ、フランスとなっており、日本での年収は計算できない。
Oracleは21日、Javaのメジャーアップデートとしては3年ぶりとなる「Java SE 9」の提供を開始した(ダウンロードページ、 gihyo.jpの記事、 窓の杜の記事、 Publickeyの記事)。 Java SE 9では、Java SE 7以来10年に渡って議論されてきたモジュール化システム「Project Jigsaw」の導入により、開発者をJAR地獄から解放することが期待される。Javaをシェルから対話形式に実行する「Jshell」、JSONドキュメント/データストリームを生成する「Lightweight JSON API」、新しいHTTP2クライアントなども導入されている。 Java SE 9以降ではサポートロードマップが変更され、OracleのJava SE製品は長期サポート(LTS)モデルに移行する。半年ごとの新機能リリースは短期間のサポートとなり、LTSバージョンは3
8月にオープンソース組織への移管の可能性が報じられたJava EEだが、12日の同社のブログによれば、Eclipse Foundationへの移管が行われることが決定されたとのこと(ZDNet Japan、マイナビニュース、OSDN Magazine)。 計画によれば、Java EE 8の完成後に、Java EEとリファレンス実装であるGlassFishサーバーがEclipse Foundationに再ライセンスされ、同プロジェクトによる体制がスタートする模様である。一方で、別のJava EE実装であるWebLogic ServerのサポートとJava EE 8対応は今後も進めていくとしている。
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