2年前、アメリカ・アラスカ州に暮らすベッキー・ターニー(40歳)は、当時まだ19歳だった息子のトリスタンを失うという人生最悪の日を経験しました。苦痛に耐えながらも、ベッキーは生きるよりほかありませんでした。 その息子の死から2年後、ベッキーは最愛の男性、ケリー・ターニーと婚約します。そして迎えた結婚式当日、ベッキーは会場に、次のメッセージを添えて亡き息子のためにひとつ席を用意することにしました。 「あなたの挙式の日、天国にいる僕はどうしたらいいのだろう?僕はきっと地上に降りて、この日をあなたと一緒に過ごしたい。だから椅子を一つ、席を空けておいてください。目には見えないかもしれないけど、僕はそこにいます。(この席は花嫁の亡き息子のために空けています)」 しかし花婿のケリーが、この日のために用意していたサプライズにベッキーは文字通り言葉を失います。 挙式が始まる数分前、ケリーはベッキーに紹介し